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国立アジア文化殿堂 「文化創造」の拠点目指す=韓国
作成日
2015.12.18
ヒット
323

聨合ニュースによると、

【光州聯合ニュース】韓国南西部・光州市に先月25日にオープンした複合文化施設「国立アジア文化殿堂」は、文化の創造に寄与することを目指している。

文化を単に「消費」するのではなく、アジアを代表する「商品」としての文化コンテンツを制作し、海外に流通・普及させることが目標だ。これに向け、9月に主要施設の一部をオープンして以降、独自企画したコンテンツの創作・制作システム作りに取り組んでいる。

アジア各国の神話や説話などのストーリーをアーカイブにまとめる作業もスピーディーに進めている。中央アジアに広く伝わる民話や童話などを絵本にする「アジア・ストーリー・コミュニティー構築事業」には、韓国の絵本作家や各国の作家が参加した。

また、国立アジア文化殿堂の開館式で公演した「アジア伝統オーケストラ」は、韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)10加盟国の計11カ国の演奏者により2009年に結成され、精力的に活動している楽団だ。30種類のアジア伝統楽器だけで編成され、韓国・ASEAN特別首脳会議などでの公演経験を持つ。

国立アジア文化殿堂を運営するアジア文化院は、伝統音楽オーケストラ(音楽)、アジア舞踊団(舞踊)、アジア・ストーリー・コミュニティー構築(絵本)の3事業を柱に中央アジアとの交流を拡大する計画だ。カンボジアのアンコール・ワットなどアジア文化遺産の3Dデータを活用し、アジアの神話に関するコンテンツを展示する計画もある。

アジア文化院の関係者は「アジアの神話を背景にキャラクターを開発し、商品化することも検討している」と伝えた。

stomo@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2015.12.16)