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自由自在に曲げられる透明な半導体を開発
【大田聯合ニュース】パク・ジュヨン記者=自由自在に曲げられる透明な半導体が開発された。
韓国研究財団は光州科学技術院のイ・グァンヒ研究チームがフレキシブルで可視光の通過率が100%に近い網構造の有機半導体材料を開発したと5日、明らかにした。
まもなく到来するモノのインターネット(IoT)時代に備え、フレキシブルかつ透明な有機電子素子が注目を集めている。
シリコンなどの硬い無機半導体の代わりに、電気特性の優れたグラフェンや二硫化モリブデンなど、2次元の半導体素材が代案として提示されているが、不透明で単価が高いという限界がある。
研究チームは透明な絶縁体に有機高分子半導体「DPP2T」を少量導入して網構造の半導体薄膜を作り、光を通すことに成功した。これは超薄型の透明フレキシブルディスプレーやウェアラブル機器などに活用できると期待される。
今回の研究は未来創造科学部の基礎研究事業(個人研究)、気候変動対応技術開発事業の支援を受けて行われた。なお、研究結果は国際学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」の11月22日付けで載せられた。
jyoung@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2016.12.05)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
作成日
2016.12.05
ヒット
414
聨合ニュースによると、
韓国研究財団は光州科学技術院のイ・グァンヒ研究チームがフレキシブルで可視光の通過率が100%に近い網構造の有機半導体材料を開発したと5日、明らかにした。
まもなく到来するモノのインターネット(IoT)時代に備え、フレキシブルかつ透明な有機電子素子が注目を集めている。
シリコンなどの硬い無機半導体の代わりに、電気特性の優れたグラフェンや二硫化モリブデンなど、2次元の半導体素材が代案として提示されているが、不透明で単価が高いという限界がある。
研究チームは透明な絶縁体に有機高分子半導体「DPP2T」を少量導入して網構造の半導体薄膜を作り、光を通すことに成功した。これは超薄型の透明フレキシブルディスプレーやウェアラブル機器などに活用できると期待される。
今回の研究は未来創造科学部の基礎研究事業(個人研究)、気候変動対応技術開発事業の支援を受けて行われた。なお、研究結果は国際学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」の11月22日付けで載せられた。
jyoung@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>
原文記事
出所:聨合ニュース(2016.12.05)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。