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韓中カーフェリー 3年半ぶり旅客運送再開=訪韓中国人観光客急増で
作成日
2023.08.09
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123

聨合ニュースによると、


【北京聯合ニュース】新型コロナウイルスの感染拡大により中断していた韓国と中国を結ぶカーフェリーの旅客運送が3年7カ月ぶりに再開されることが、4日までに分かった。

中国政府は自国民に韓国への団体旅行を認めていないが、個人旅行で韓国を訪れる中国人観光客は大幅に増加している。

韓国観光公社によると、6月に韓国を訪れた外国人観光客は約96万1000人で、日本からの観光客が約19万7000人と最も多かった。

2位は中国(16万8000人)、3位は米国(12万1000人)だった。 

日本は昨年12月から7カ月連続で1位の座を守っているが、専門家らは7月からは日本と中国の順位が入れ替わると予想している。

6月に中国人に発給された韓国入国査証(ビザ)は11万4109件で、前年同月(9224件)に比べ12倍以上に増加した。

観光業界の関係者は「夏休みシーズンを迎え、7月に韓国を訪れた中国人観光客が大幅に増えた」としながら、7月は中国からの観光客が最も多くなるだろうと予想した。

こうした流れを受け、韓中両国を行き来するカーフェリーの旅客運送も今月9日から再開される。

韓国と中国を週2~3往復するカーフェリーは、新型コロナの影響で20年初めに旅客運送を中断し、コンテナ貨物の運搬のみを行っていた。

専門家らは中国人観光客が大幅に増加した理由として、近くて安全な国を好むのに加え、韓国ドラマやK―POPなど韓流の影響が大きいと分析している。 

中国政府が韓国への団体旅行を認めていないにもかかわらず観光客が着実に増加していることに対し、観光業界は前向きなシグナルと捉えている。

別の観光業界関係者は、現在韓国を訪れているのは本当に韓国が好きな自由旅行客だとして、このような旅行客に合わせたプログラムを用意していると説明した。

新型コロナウイルスの感染拡大により開店休業状態だった観光業界の動きも活発になっている。

韓国観光公社は中国の旅行プラットフォームなどを対象に韓国観光キャンペーンを実施し、航空券の割引プロモーションなども行う計画だ。

韓国への入国ビザの発給を受けた中国人には無料で観光パンフレットを送っている。また、中国のインフルエンサーを招いたファムツアーによるPRも企画している。

南部・済州道の呉怜勲(オ・ヨンフン)知事は18日に北京を訪れ、観光業界関係者向けに済州島観光の説明会を開く。

韓国観光公社の担当者は「韓国旅行に関する問い合わせと資料請求が急激に増加した」として「下半期も中国人の訪韓需要の増加傾向は続くだろう」との見通しを示した。

ynhrm@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>

原文記事
出所:聨合ニュース(2023.8.4)