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済州神話歴史公園内に世界最高複合リゾート着工へ
作成日
2014.04.04
ヒット
437

済州特別自治道と済州国際自由都市開発センター(JDC)は26日、西帰浦市安徳面西光里一帯済州神話歴史公園内の藍鼎開発で、251万8000㎡の事業敷地に中国とシンガポールが計2兆4000億ウォンを投資して世界最高の複合リゾートを着工することを明かした。

藍鼎済州開発は、済州に投資開発をするため、香港の藍鼎国際発展有限公司とシンガポールのゲンティン・シンガポールが設立した特別目的会社(SPC)だ。両社とも50%の割合で3億ドルを増資した後、事業を進める。

複合リゾートは、西帰浦市安徳面神話歴史公園の全体敷地約398万5千㎡のうち、A・R・H地区の231万9613㎡に今年~2018年まで1兆8千億ウォンを投入し、ギリシャ・ローマ、北欧、エジプトなど西洋3大神話と韓国、日本、中国など東洋3大歴史文化をリアルに再現するリゾート団地を建設する予定。J地区にはJDCが直接、済州と韓国の独特な神話・歴史・文化団地を造成する。

今年3000億ウォンを投資してテーマパークを着工し、続いてホテル、コンベンションセンター、テーマストリート、コンドミニアムの順に完成する予定。

JDCは、複合リゾートが世界の神話と歴史、文化を反映し、休養とテーマが共存する世界最大のリゾートに造成する。また、済州道の観光競争力の強化及び地域経済活性化に貢献するよう事業を支援することにした。

コ・キョンシル済州国際自由都市本部長は、「複合リゾート誘致は、数千人の雇用創出とより多くの海外観光客誘致につながり、地域経済が更に活性化するだろう」と述べた。

◇香港の藍鼎国際発展有限公司とシンガポールのゲンティン・シンガポール

△香港の藍鼎国際発展有限公司 藍鼎グループは2006年、安徽省合肥市に設立された不動産開発会社。アパート建設など建築事業とホテル、大型スーパー、事業施設など総合団地を造成して分譲に成功した。

現在はホテルと流通センターなどを運営しており、系列会社が21社で、そのうち1社は上場企業。従業員は1,300人。

2007年~2012年まで積み上げてきた総資産は120億元。今年中国の100大不動産会社にランクインした。

藍鼎グループは済州神話歴史公園に約100億元を投資する計画であり、昨年4月にJDCと済州道とともに3者間了解覚書(MOU)を締結した。

△ゲンティン・シンガポール ゲンティン・シンガポールは、2006年シンガポール政府が観光先進国への跳躍に向けて国策事業として進めた複合リゾート事業に直接参加し、セントーサ島に約6兆ウォンを投資して「リゾート・ワールド・セントーサ」を開発した。

特に、2010年にオープンしたリゾート・ワールド・セントーサは、客室数1830室のホテルとテーマパーク、世界最大の水族館マリーナ・ライフ・パークやシンガポール初となるカジノなどを通じて、2012年に1万4000人の雇用創出と1600万人の訪問客を誘致した。


原文記事

出所:ニューシース(2014.3.26)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。