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蔚山、韓中交流の中核都市・・・中国メディア、特集記事で注目
作成日
2025.11.21
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【蔚山=ニューシス】パク・スジ記者=中国官営メディアの環球時報(Global Times)が蔚山を「韓中交流の中核都市」として大きく取り上げ、関心を集めている。

7日、蔚山市によると、環球時報は先月31日付の新聞(中国語・英語版紙面)で、APEC首脳会議深層(IN-DEPTH)セクションの全面記事で「橋の都市(A CITY OF BRIDGES)」というタイトルで蔚山特集記事を掲載した。

記事には蔚山が慶州と釜山の間に位置した地理的要衝地であることはもちろん、産業・文化・人的交流の面で韓中間の「橋」の役割をしていると評価した。

記事を作成したワン・チョン(Wang Cong)記者は、蔚山市のアン・スンデ行政副市長、韓中経済文化教育協会のキム・ギョンデ蔚山支会長、地域企業家などとのインタビューを通じて、蔚山の産業競争力や交流の歴史を詳しく紹介した。

インタビューでアン副市長は蔚山が現代自動車と現代重工業が位置する「韓国の産業首都」であることを強調した。

また、7,000年の歴史を持つ盤亀川の岩刻画とクジラの文化遺産を紹介し、蔚山の豊かな歴史と生態観光資源を紹介した。

アン副市長は「韓国と中国は漢字文化圏であり、古代から東アジア文明において欠かせない部分だった」とし、「特に盤亀川岩刻画の模様が象形文字である漢字に影響を及ぼしたと思われる」と説明した。

また、「人工知能(AI)と新エネルギー産業など未来新興分野で両国が協力する機会を模索することができる」と語った。

キム・ギョンデ支会長とのインタビューでは、2代にわたる約30年間の中国との友情のストーリーも載せ、両国国民間の深い信頼と絆を強調した。

キム支会長は「最近の数年間、韓中関係が多少ぎくしゃくしてはいるが、民間交流は依然として活発だ」とし、「若い世代がお互いの文化を理解し友情を築いていけば両国関係の未来はより明るくなる」と述べた。

環球時報は蔚山の物流企業であるSNT(エスエヌティー)を訪問し、スマートファクトリーの事例を紹介した。同工場は、中国産無人搬送ロボットを導入し、物流の効率性を画期的に高めている。

蔚山市の関係者は「今回の環球時報の特集報道はAPEC首脳会議を通じて韓国の産業の心臓部である蔚山の国際的地位と韓中交流の重要性を改めて確認させた」とし、「これに基づいて中国を含むアジア・太平洋地域の都市との経済・文化交流を一層強化していく」と語った。

parksj@newsis.com

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原文記事
出所:ニューシース(2025.11.07)


**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。