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工業都市の蔚山、「博物館の都市」に浮上
作成日
2013.09.13
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博物館登録8件 国立産業技術博物館の誘致も順調

工業都市の蔚山が「博物館の都市」として新しく浮上している。

蔚山市が11日に発表した内容によると、現在蔚山地域には3つの総合博物館と5つの専門博物館がある。すべて100点以上の遺物を所蔵する1種博物館。

蔚山地域初の博物館は、考古遺物など約6,100点を所蔵する蔚山大学校博物館とクジラの骨など約1,800点を所蔵する長生浦クジラ博物館で、20057月に同時登録された。

古文書などを所蔵する大谷博物館、岩石標本などを備えている岩刻画(ペトログリフ)博物館は2011年に登録された。

翌年に蔚山博物館が開館し、蔚山地域唯一の私立博物館の蔚山海洋博物館もオープンした。

今年も新規博物館の登録が活発に行われている。

先月、蔚州郡外古山甕器村の蔚州民俗博物館と蔚山甕器博物館がそれぞれ博物館リストに名を連ねた。

今月9月には蔚山出身のハングル学者で独立運動家の崔鉉培先生記念館(ウェソル記念館)が博物館登録を申請しており、蔚山市は今月内に登録手続きを完了する計画。

特に、ペトログリフ関連資料を所蔵している岩刻画博物館、クジラ関連資料が展示されている長生浦クジラ博物館は、それぞれ各テーマでは国内唯一の専門博物館だ。

ウェソル記念館が博物館として登録されると、崔鉉培先生に関しては全国唯一の博物館となる。

産業都市蔚山の最重要課題であり、朴槿惠(パク・クネ)大統領の公約にも盛り込まれていた国立産業技術博物館の蔚山誘致は現在、産業通商資源部の基本計画調査を前にしている。

産業資源部は来年初まで調査を完了し、下半期に予備妥当性調査に取り組む計画。

市は政界と連携し、蔚山誘致の必要性を主張していく方針。

市の関係者は、「博物館の拡大を受け、博物館間の連携事業を強化する計画」とし、「国立産業技術博物館の誘致まで確定されると、蔚山が単なる工業都市のイメージから抜け出し、工業・文化・歴史が共生する都市になると期待している」と話した。

原文記事

出所:聨合ニュース(2013.09.11)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。