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ノベリス、榮州・蔚山工場の増設完了 生産力40%増
作成日
2013.10.14
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アルミ板製造大手のノベリスは11日、ここ2年間4千億ウォンを投資してきた慶北榮州・蔚山工場の増設工事を最近完了したことを明らかにした。

ノベリスのフィリップ・マーテン社長兼最高経営者(CEO)はこの日、ソウル小公洞のウェスタン朝鮮ホテルで行われた生産設備竣工記念記者懇談会を通じ、「増設工場を通じてノベリスのアジア地域内におけるアルミ板生産規模が60万トンから100万トンに40%増加した」と話した。

それにより、ノベリスは来年の中国常州工場の完工前に、自動車用アルミ板の生産に必要な素材を安定的に確保できるようになった。

最近は車体の軽量化を通じて燃費効率を引き上げようとするグローバル自動車メーカーがアルミ板を使った製品開発に乗り出しており、中国市場は有望だとノベリスは説明する。

ノベリス・アジアのShashi Maudgal社長は、「中国は世界で最も早く成長している自動車市場」とし、「現在、アルミ自動車の販売が会社の売上高に占める割合は2%に過ぎないものの、2020年になると20%に達すると見られる」と話した。

ノベリスは韓国を中国常州工場、マレーシア、ベトナムなどに素材を供給する輸出基地に位置づける戦略。さらに、ブラジルやドイツ、北米地域などに生産施設を拡大し続けていく計画。

Maudgal社長は、「韓国内における投資拡大は、ノベリスが据えているグローバル戦略の中核」とし、「最近世界で最も早く成長しているアジア地域で先導的な地位を強固なものにする」と話した。

原文記事

出所:ニューシース(2013.10.11)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。