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釜山万博誘致へ官民一丸となりアピール BIE視察に=韓国
作成日
2023.04.04
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123

聨合ニュースによると、


【ソウル聯合ニュース】博覧会国際事務局(BIE)の調査団は3日、2030年国際博覧会(万博)開催の立候補国・韓国の視察を本格的に開始した。

釜山誘致を目指す韓国は政府、国会、財界が一丸となって調査団の心をつかむため総力戦を繰り広げた。

調査団の一行8人は、この日、訪韓後の最初の日程としてソウル市内のホテルで李昌洋(イ・チャンヤン)産業通商資源部長官と面会した。

続いて、産業通商資源部の安徳根(アン・ドックン)通商交渉本部長と釜山万博誘致委員会の尹相直(ユン・サンジク)事務総長から約2時間半にわたり、誘致計画の説明を受けた。

調査団は外交部と国会を訪れ、朴振(パク・ジン)外交部長官、韓悳洙(ハン·ドクス)首相とそれぞれ面会した。

首相や閣僚が調査団を手厚く迎えたのは、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の特別な指示があったためという。 

与野党が対立を深める国会もこの日は一丸となって万博誘致を後押しした。

金振杓(キム・ジンピョ)国会議長は調査団と約1時間面会した。

特に国会は同日の本会議で調査団が傍聴する中、出席議員239人全員の賛成で万博の誘致と開催の成功に向けた決議を可決し、同決議を調査団に伝達した。

決議には交通や環境インフラの改善、施設の建築や事後活用案の用意に積極的に協力し、今年11月末に予定される開催地選定まで議員外交活動を通じた誘致活動に参加するという意思などが盛り込まれた。

財界をはじめ民間でも調査団の心をつかむために協力した。

誘致委民間委員会の委員長を務める崔泰源(チェ・テウォン)大韓商工会議所会頭(SKグループ会長)は調査団を招いて昼食会を開催した。

昼食会には崔氏のほか、サムスン電子、SK、現代自動車、LG、ポスコインターナショナルなど主要企業の経営陣が出席した。

崔氏は「韓国最高の味をお見せしたかった」などと調査団を歓迎したほか、スイス、ルーマニア、ドイツ、ギリシャ、英国の5カ国で生産されたワインを出し、どのワインがどこのものなのか当てるゲームを開くなどして雰囲気を盛り上げた。

サムスン電子やLGなどは釜山などで垂れ幕や電光掲示板などを通じて万博誘致を応援する広告を出した。

調査団の視察は6日まで続く。

調査団は来月までに報告書をまとめ、6月末のBIE総会で171の加盟国に示す予定だ。

開催地は11月末のBIE総会で加盟国の投票により決まる。

他にサウジアラビア・リヤドとイタリア・ローマ、ウクライナ・オデッサが名乗りを上げている。

yugiri@yna.co.kr
<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>

原文記事
出所:聨合ニュース(2023.4.3)