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大邱市、「電気自動車使用済みバッテリーの試験評価センター」設立
作成日
2023.06.07
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大邱市によると、韓国の産業通商資源部の「2023スマート特性化基盤構築事業」公募に「電気モビリティ融合使用済みバッテリー試験評価センター構築事業」が選定され、事業を本格的に展開することを4日に明らかにした。

達城郡求智面達城第2次産業団地の廃棄物処理施設敷地に構築される同事業は、今年6月から2025年末まで3年にわたって計175億ウォンが投入されて大邱機械部品研究院(DMI)が主管し、大邱慶北科学技術院(DGIST)と韓国電池産業協会(KBIA)が参加機関だ。

電気自動車のバッテリーは、当初の性能の80%以下に低下すると、急加速などが必要な電気自動車のバッテリーとして使用するには不適合となるが、他の分野のエネルギー貯蔵装置(ESS)などとして使用することができる。

現在、国内外の自動車やバッテリーメーカーは、電気自動車の使用済みバッテリーを活用して各種のエネルギー貯蔵装置として再利用する実証事業および製品を開発し販売している。

韓国国内ではバッテリー再使用製品の安全基準が未整備で、使用済みバッテリーが少なく、再使用産業がまだ活性化されていないが、政府では使用済みバッテリーを資源リサイクルに指定して規制を緩和し、使用済みバッテリー関連法令の改正を準備している。

また国内の年間使用済みバッテリーの発生量も2023年2355個、2025年8321個、2027年2万9508個、2029年7万8981個と急激な増加が見込まれ、電気自動車の使用済みバッテリー関連市場も爆発的に成長すると予想される。

市は、「電気自動車使用済み試験評価センター」を構築し、地域の代表産業である農業機械・モビリティ・ロボティクス産業などと融合して企業競争力強化を支援するなど、使用済みバッテリーを利用した新産業モデルを積極的に発掘・育成する計画だ。

大邱機械部品研究院が使用済みバッテリーを活用した再使用・再製造品の試験評価および企業支援などの事業を主管し、大邱慶北科学技術院は使用済みバッテリー関連専門人材の養成、韓国電池産業協会は使用済みバッテリーの試験評価サービス提供と技術メンタリングを担当する。

大邱市のチェ・ウンベク未来革新成長室長は、「地域の競争力のある二次電池素材・部品・装置企業と使用済みバッテリー活用企業を育成・支援し、慶尚北道の使用済みバッテリーリサイクル企業との提携を通じて大邱・慶尚北道グリーンバッテリー産業の生態系(エコシステム)を構築していきたい」と述べた。

原文記事
出所:ニューシース(2023.6.4)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。