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ETRI、世界初「5G‐衛星多種連結ネットワーク」の大陸連動に成功
作成日
2022.01.13
ヒット
221


 


韓国研究陣が欧州連合(EU)と国際共同研究を通じて、奥地・海上地域地域や災難状況にも支障なく通信サービスを使えるように5Gサービス領域拡大インフラ技術を開発しテストに成功した。

韓国電子通信研究院(ETRI)によると、世界初の「5G-衛星多種連結ネットワーク」を構築してETRI-フランス電子情報技術研究所(CEA-Leti)間の5Gサービステストに成功したと6日発表した。

5G‐衛星多種連結ネットワークは、5G通信ネットワークと衛星通信ネットワークを活用したネットワーク技術として、5G通信サービスを利用する時、基地局が不足な地域では衛星を活用して通信サービスを支障なく利用できる。

衛星は非常高い高度で地上のハブとユーザーを連結するため、5G通信ネットワークに比べて幅広いサービスエリアを提供することができる。

ETRIは、EUと3年間の国際共同研究をお通じて5G‐衛星多種連結ネットワークのテストベッドを構築し、それぞれのネットワークを単独で利用する方法より通信サービスを受けるエリアが拡大できるという概念検証を完了した。

また昨年10月の研究陣は、ETRI大田本院で国家科学技術研究ネットワーク(KREONET)を通じ、フランス・グルノーブルのCEA-Leitと連結して5Gサービスのテストも成功した。

研究陣は、車両に5G通信端末と衛星通信端末、トラフィックコントローラを設置して移動しながら大陸間サービス連動をテストした。

トラフィックコントローラー技術は、違う通信システム間の円滑な連結をサポートするコア技術として、今回のテストで大陸間の5G‐衛星多種連結ネットワークによる5Gサービスが可能となることを立証した。

多種連結ネットワークを基に、大陸間相互連結をテストしたのはこれが世界初で8Kビデオストリーミング、VRゲーム、360度リアルタイムウェブカメラなどのサービスもテストした。

特に、韓国の多種連結ネットワークは、試作品ベースの5GセルラーネットワークとともにKTSatのムグンファ6号衛星を利用して今後の商用サービスの可能性を高めた。

今回の成果は、3年間の韓国およびEU研究陣が遂行した国際共同研究の結果物で、韓国ではKTSat、韓国自動車研究院、SKテレコム、エスネットICTが参加し、海外ではフランスのCEA-Leti、TAS、GEMとドイツのフラウンホーファー研究機構、イタリアのCRATなどが参加した。

ETRIのバン・スンチャン通信メディア研究所長は、「今回の国際共同研究を通じて5Gサービスエリアが従来の地上通信から衛星分野に拡大される契機になることを期待している」と述べた。

原文記事
出所:ニューシース(2022.1.6)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。