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韓国原子力研究院、水素自動車3Dプリンティング製造技術で研究所企業設立
作成日
2025.06.30
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(大田=聯合ニュース)パク・ジュヨン記者=韓国原子力研究院によると、水素自動車部品開発会社であるザセンテックに「3Dプリンティング基盤の高融点耐熱金属コーティング技術」など2件の特許を出願し、第11号研究所企業を設立したことを30日に明らかにした。

研究所企業は「研究開発特区の育成に関する特別法」に基づき、公共研究機関の技術を事業化するため、全国5つの大型特区と14の拠点別強小特区内に設立する企業だ。

大田大徳研究開発特区に位置するザセンテックは、2021年11月に研究員創業企業としてスタートし、3年半で研究所企業に成長した。

水素車の重要部品である燃料電池は、水素と酸素の反応を通じて電気を作る装置で、水素車の原価の40%を占める。

燃料電池内の分離板は、水素と酸素が混ざらないようにし、燃料電池が安定的に作動するように支援するもので、燃料電池単価の24%を占めている。

従来は、燃料電池分離板の腐食を防ぐため、金や白金などの高価なコーティング素材が必要であり、成形、加工、コーティングを別途に行う必要があり、時間とコストがかかるという問題があった。

研究院のキム・ヒョンギル博士チームは、金属成形・加工・コーティングを一度に実現できる水素燃料電池分離板3Dプリンティング製造技術をDusentechに移転した。

高出力レーザーで金属粉末やワイヤーを溶かして層層が積み上げていく「高エネルギー積層方式」(DED)を使用し、一般的な製造工程のように金属を削ったり、別々に接着する過程なしに一度に完成することができ、所要時間を3分の1に減らすことができる。

キム・ヒョンギル博士は「金や白金の代わりにクロムアルミニウム合金を使用して素材コストを2千分の1水準に劇的に減らすことができる」とし「腐食に耐える能力も高く、経済性と耐久性を同時に確保できる」と話した。

jyoung@yna.co.kr

原文記事
出所:聯合ニュース(2025.6.30)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。