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一目で分かる韓国経済

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[経済動向] 22年12月の経済動向
作成日
2023.02.06
ヒット
13562

2017~2021年の韓国の主要経済指標

Economic Trends
※ 出所 : 国際通貨基金(IMF)、韓国銀行(BOK)、韓国貿易協会(KITA)、産業通商資源部(MOTIE)

12月の経済全般の動向

2022年12月の雇用市場で就職者数は増加幅が縮小し、物価も上昇幅が鈍化する流れが続きました。同月の就職者数は前年同月比50.9万人増加しており、失業率は3.0%で前年同月比0.5%p下落しました。同月の消費者物価は石油類の価格下落などにより上昇幅の鈍化傾向が続き、物価の基調的な流れを示すコア物価指数は4.8%上昇しました。

2022年12月の金融市場は企業の業績見通しの不調で株価が下落しており、主要国の通貨引き締め速度の調整への期待感によって為替レートが下落しました。11月の住宅市場は売買価格及びチョンセ(賃貸契約時にまとまった保証金を払う代わりに月々の家賃は払わない韓国独特の賃貸制度)価格の下落幅が両方とも前月比で大幅に拡大し、低迷を見せました。

最近、韓国経済は、物価が依然として高い水準を維持している中、内需の回復速度が 緩やかになり、輸出減少及び経済心理の不振が続くなど景気鈍化への懸念が拡大しています。対外的には通貨引き締めの速度、中国の防疫状況などの不確実性が存在する状況で、主要国の成長鈍化及びロシア‐ウクライナ戦争による世界経済の下方リスクが続いています。

※ 出所 : 企画財政部(https://moef.go.kr)

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