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オゾンを究めて水問題の解決策を見出す!
作成日
2021.05.24

「ミシガン技術」は業界最高のオゾンに対する専門性を基に現時代の水問題の解決を目標にして設立されました。韓国は政府主導で大規模な水処理設備を完備しており、天恵の自然環境によって他国に比べて比較的に高い水質を有しています。これは豊かな生活をもたらしたものの、水処理市場の成長においては妨げとなりました。市場では伝統的な水処理の段階で様々な実験的な水処理技法が部分的に導入・検証されていますが、産業を革新するほどの技術力はまだ確保されておりません。

そのような状況の中で、ミシガン技術は蔚山大学のイ・ビョンホ教授をはじめとする校内最高のエンジニアチームとともに国内外の水処理市場を革新する技術を開発し、積極的に市場開拓に臨んでいます。

ミシガン技術のコア・コンピタンス - DOF

ミシガン技術の代表的な技術はDOF(Dissolved Ozone Flotation;溶存オゾンフローテーション)という水処理技法です。水処理のプロセスには水を汚染させる多様な汚染源を個別的に、そして段階的に処理するための多くの過程があります。その過程は必然的に多量の水を保管するための広い敷地や大規模な施設、長い処理時間を必要とします。ミシガン技術は世界で唯一、オゾンを自由に、望む濃度に精密に圧縮溶解させる技術力を保有しています。これに基づいて多段階の水処理過程を一つの単位工程にして処理するDOF水処理工法を開発し、水処理の過程を革新しました。

DOF技術のメリットはオゾンの活用度を最大化し、他の技術に比べて処理水質が遥かにいいということと、多段階の工程を一つの単位工程に換えることで施工費、施工面積、運営費の革新的な低減が可能になったということです。

ミシガン技術の海外進出

ミシガン技術は2002年に蔚山大学内の研究所で法人を設立して以来、長い間、研究開発に投資し技術の完成度を高める一方、国内の24ヵ所に下水及び産業廃水の処理設備を納品し、市場からその競争力の検証を受けてきました。現在、国内の水処理市場の約12%を占めているミシガン技術は、韓国で蓄積した技術とノウハウを基に2020年から積極的に海外への進出を模索しています。

豊かな水資源を有する韓国と違って、世界の多くの国々が水不足問題に直面しています。その中には自然環境的に水が足りない中東及びアフリカ地域もありますが、降水量は十分なのに水処理施設の不備によって水源が汚染され困難を強いられている東南アジアの国々もあります。

ミシガン技術はフィリピンとインドネシアに支社を設立し、東南アジア各国の市場に合わせたソリューションを提供し、市場を開拓するために努力しています。

社会基盤施設としての水処理設備がないほとんどの東南アジアの国々は法律上、各個別の経済主体に水処理が義務付けられています。そのため、個別事業者向けの小型化した水処理ソリューションに対するニーズが多いですが、現在の市場にはそのニーズに合わせたコンパクトでパワフルな水処理技術が供給されていません。また、急激な都市化によって大型水処理施設に対する需要も急増していますが、資本調達が容易でなく、多くの地方政府は厳しい状況に置かれています。

特に水処理市場が全世界で最も大きい国の一つであるインドネシアで多くのビジネスチャンスが確認されています。



Renovation of Domestic Wastewater Treatment by DOF for Water Reuse



海外進出戦略

ミシガン技術は現地に進出するために2つの戦略で市場を開拓しています。第一にモジュール化した小型DOFソリューションを普及し、小規模事業者向けの水処理市場を先取りすることです。

第二に、大型水処理施設の場合、運営権を含む官給発注がほとんどですが、DOF技術のメリットである最小限の施工費や施工面積、運営費をアピールして大型水処理市場に参入することです。特に、BOT方式で行われる大規模水処理施設の場合、DOF工法を適用すれば他の競争技術に比べて運営費が遥かに低いため、運営期間中の収益を極大化することができます。

現在、(株)ミシガン技術インドネシア法人を通じて2021年に4つのマンション団地の水処理設備を供給するために、現地のTangerang地域水資源公社とMOUを締結しており、2022年の下水処理場の建設に向けて精査を行っています。それに基づき、インドネシア水処理市場で2021年30億、2022年60億、2023年100億の売上を期待しています。

世界的に水不足問題が深刻化している中、都市化と工業化が進み、水処理技術に対する必要性も日増しに増加しています。しかし、これを解決する資本も技術も足りない発展途上国にとってはミシガン技術のDOF技術が最適なソリューションになることを確信しています。現にインドネシア以外にエジプト、カザフスタンなどの中東及びアフリカの国々やアメリカ、カナダのような先進国の中でも水処理施設へのアクセスが容易でない地域から多くの問い合わせが寄せられています。ミシガン技術はインドネシアでの事業からスタートし、世界レベルの水処理ソリューション企業として成長していきます。





This photo shows Michigan Technology's Dissolved Ozone Flotation (DOF) Small Plant which can supply drinking water to approximately 1,000 persons. (Photo provided by company)





イ・ビョンホ
CEO, Michigan Technology Co., Ltd.

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