Invest KOREA

会社紹介

オウィンはデータ基盤のサービスネットワークにつながっている自動車と運転者向けに決済・付加サービスを提供するConnectied Car Commerceソリューション・プラットフォームの実現を事業の目標に掲げて2015年に設立されました。

自動車を商取引のポイントと連結する位置基盤ソリューション及びPOS連動決済ソリューションを通じ、給油、充電、駐車、洗車の際に運転者とサービス提供者間の非接触決済サービスソリューションを提供します。また、様々な商品を車で配達するD2C(Door to Car）サービス及びソリューションを提供します。

開発の背景

ほとんどの車の運転者及び利用者はすでに車での移動中に多様な商取引を行っています。自動運転車など、急速に発展している未来モビリティ環境で商取引の需要は急増しています。とりわけ、車自体がインターネットにつながるコネクテッドカーの環境は自動車を単なる移動手段ではなく、多様な商取引が行われるスペースに変えています。そこで、車の運転者及び利用者をサービスポイントに連結するコネクテッドカーコマース・プラットフォームは巨大なビジネスチャンスになっています。

製品または技術の紹介

オウィンは世界で初めて商用化した自動車向け簡単決済及びD2Cサービスソリューションのプラットフォームであり、すでに完成車ブランド及び韓国内の2000ヵ所以上のガソリンスタンド、フランチャイズ、コンビニエンスストアなどにおいて運転者向けの自動決済及びコンシェルジュソリューションを連動し、サービスを提供しています。

特に、モバイル及び車両IVI(In Vehicle Infotainment)から入った注文情報を給油、駐車、洗車、リテール及びF&Bピックアップのような各サービスポイントに伝達し、到着予定時間を基にした店舗のPOSシステムとの連動を通じて給油機制御、決済/精算、サービス案内などのシームレスなサービスのソリューションを提供します。

会社の競争力及び事業戦略

従来の伝統的な産業界でオウィンが目指すコネクテッドカーコマースは、スマートシティ構築事業と関連して開発及び発展が進められています。自動車業界はインターネット連結を基盤にして知能型ナビゲーションサービス及び音楽ストリーミングのような多様なコンテンツを提供し、駐車のような伝統的なサービス領域でも知能型駐車位置管理及び決済サービスなどへと発展しています。このように急速に発展するモビリティの概念の変化はMaas(Mobility as a service)の拡大を通じて従来の巨大市場の環境を速やかに変えていくものと予想されます。

そこで、オウィンが構築してきた給油、駐車及び店舗のサービスポイントと自動車をつなぐ優れた多者間ネットワーキングモデルと、車両の正確な位置を基盤にして提供される決済及びサービスポイントのPOS連動ソリューションは、ユニークなサービスモデルである車両によるピックアップ配達サービスを基盤にして個別のサービスを統合・連結するプラットフォームとしてのポジショニングを可能にしています。

また、オウィンの多者間ネットワーキングは従来の産業界及び大型プラットフォームとの競争ではなく協力を通じたビジネスモデルの共存を生み出しており、すでに現代自動車、ルノーサムスン自動車、GSカルテックスなどのモビリティ関連の既存の大企業のみならず、クレジットカード会社のような大手決済代行会社とのサービス提携を通じた協力モデルの構築を現実のものにしています。

今後の計画

2015年の設立以来、オウィンは運転者向けコンシェルジュサービス基盤の「Connecting your car life」を目標にし、4段階の事業計画の下で、未来のユニコーン企業として成長しています。

オウィンは、この中で、第2段階のB2Bネットワーキングを通じて完成車及び給油、駐車などのカーコマースインフラの拡大、レファレンスの確保段階と、第3段階の消費者拡大及びこれによる売上の実現、サービスの拡大を経てデータソリューション構築の段階に入っています。