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一目で分かる韓国経済

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[経済動向] 22年7月の経済動向
作成日
2022.08.03
ヒット
15489
Economic Trends

主要経済指標による最近の韓国経済発展の概要

Economic Trends
※ 出所 : 国際通貨基金(IMF)、韓国銀行(BOK)、韓国貿易協会(KITA)、産業通商資源部(MOTIE)

7月の経済全般の動向

2022年6月の就職者数は前年同月比84.1万人増加しており、失業率は3.0%で前年同月比0.8%下落しました。消費者物価は石油類の上昇傾向が続くなどの影響で前年同月比4.8%上昇し、物価の基調的な流れを示すコア物価指数は4.4%上昇しました。

6月の金融市場は、世界的なインフレ圧力による米国の利上げなど主要国の金融引き締めへの懸念が続いて株価が下落し、為替レート及び国債金利は上昇しました。また、住宅市場は売買価格及びチョンセ(賃貸契約時にまとまった保証金を払って月々の家賃は払わない韓国特有の賃貸制度)価格がいずれも前月比で下落に転じた状態が続いています。

最近、韓国経済は雇用と対面サービス業の回復で内需が緩やかに改善していますが、主要国の利上げの加速化、中国の成長鈍化、ロシア‐ウクライナ戦争の長期化という対外環境の悪化が続いていることから物価上昇が拡大し、今後の輸出回復の制約など景気の鈍化が懸念されると思われます。

※ 出所 : 企画財政部(moef.go.kr)(https://moef.go.kr)

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