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一目で分かる韓国経済

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[経済動向] 22年10月の経済動向
作成日
2022.11.08
ヒット
15919

2017~2021年の韓国の主要経済指標

Economic Trends
※ 出所:国際通貨基金(IMF)、韓国銀行(BOK)、韓国貿易協会(KITA)、産業通商資源部(MOTIE)

10月の経済全般の動向

2022年9月の就職者数は前年同月比70.7万人増加しており、失業率は2.4%で前年同月比0.3%下落しました。消費者物価は石油類価格の持続的な安定傾向の中で前年同月比の上昇幅は0.1%縮小しており、物価の基調的な流れを示すコア物価指数は4.5%上昇しました。

9月の金融市場は主要国の金融引き締めの加速化や英国の金融市場の不安などの影響で株価が下落し、為替レート及び国債金利は上昇しました。8月の住宅市場は、売買価格及びチョンセ(賃貸契約時にまとまった保証金を払う代わりに月々の家賃は払わない韓国特有の賃貸制度)価格の前月比の下落幅がそれぞれ0.21%、0.2%拡大しました。

最近、韓国経済は雇用と対面サービス業の回復で内需の緩やかな改善が続いていますが、ロシア‐ウクライナ戦争拡大への懸念や中国のシャットダウンなどグローバル金融市場の変動性により物価が高止まりし、経済心理も一部影響を受けている中で、今後、輸出の回復傾向が弱まるなど、景気の鈍化が懸念されるものと見られます。

※ 出所:企画財政部(https://moef.go.kr)

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