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一目で分かる韓国経済

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[経済動向] 22年11月の経済動向
作成日
2022.12.06
ヒット
15240

2017~2021年の韓国の主要経済指数

Economic Trends
※ 出所 : 国際通貨基金(IMF)、韓国銀行(BOK)、韓国貿易協会(KITA)、産業通商資源部(MOTIE)

11月の経済全般の動向

10月の雇用市場で就職者数は増加傾向が続き、物価も上昇幅が拡大しました。10月の就職者数は前年同月比67.7万人増加しており、 失業率は2.4%で前年同月比0.4%p下落しました。10月の消費者物価は公共料金の引き上げなどで前年同月比上昇幅が5.7%に拡大しています。物価の基調的な流れを示すコア物価指数は4.8%上昇しました。

2022年10月の金融市場は主要国の金融引き締め速度の 調節への期待感が形成され、株価が上昇し、為替レートが下落しました。なお、国債金利も月初の上昇分を相当幅、返上しています。9月の住宅市場は、売買価格及びチョンセ(賃貸契約時にまとまった保証金を払う代わりに月々の家賃は払わない韓国独特の賃貸制度)価格の下落幅が両方とも前月に比べて拡大し、下落傾向が続きました。

最近、韓国経済は雇用と対面サービス業を中心に緩やかな内需改善の流れが続いています。しかし、対外的に世界インフレが続く中、主要国の利上げ基調、ロシア‐ウクライナ戦争及び中国のシャットダウンの影響でグローバル金融市場の変動性が高まっている状況であり、輸出もふるわず、景気の鈍化が懸念されています。

※ 出所 : 企画財政部(https://moef.go.kr)

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