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韓国進出の成功事例

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[消費財 / 日本] ドギーマン (DoggyMan)
作成日
2017.11.03
ヒット
1205


50年間、人間の最高の友達の幸せを守ってきたドギーマン


すべてはサリーというワンちゃんから始まった。サリーの体調が悪くなり食事を拒むと、林明雄は最愛のペットのために何ができるのか悩み始めた。夕食時にお肉の切れ端をあげると、サリーはそれを美味しく完食した。そこから誕生した「ヘルシージャーキー」は、ペットを大事に思う飼い主が待ちに待っていた高級ジャーキーだった。しかし、林はそこで満足せず、1963年大阪市に「林製作所」を創業。高品質のペット用品の生産を始めた。同社はその後、社名を「ドギーマンハヤシ株式会社」に変更し、日本で最も売れるペットフード・ペット用品の製造会社の一つとなった。

現在、同社の経営は創業者の息子、林雄一COOが担っており、二人はペットを幸せにする専門家だ。最高品質にこだわる同社の努力に支えられ、海外ネットワーク拡張に向けた関西ロジスティックスセンター(大きな犬のシルエットをした)をはじめ、中国、台湾、ベトナムに続き、最近には韓国にも事務所を開設した。

林雄一COOは「ドギーマンは1985年から韓国向け輸出をスタートしてきたが、韓国事業所の設立に至った理由はトレンドの変化に敏感な韓国の特性を活かしてマーケットデータをタイムリーに分析するためだった」と述べた上で、「ペット産業が大きく成長している韓国で、弊社の知名度を高めたかった」と話す。

この9月、同社は韓国初の外資系企業専用のインキュベーション施設であるIKP(Invest Korea Plaza)に入居し、KOTRAの国家投資誘致機関のInvest Koreaの支援を受けながらビジネスを開始することができた。「まだ入居したばかりですが、事務所も奇麗ですし、何と言っても困ったときに韓国の情報がすぐに入手できますので大変嬉しく思っている」と林COOは満足そうに話す。

彼の分析によると、韓国のペット産業は景気低迷にそれほど大きく影響されず、むしろ成長を続けている。飼い主の増加により、韓国のペット市場は2015年ベースで1兆8100億ウォン規模にまで成長し、2020年には6兆ウォンにも上ると見通されている。韓国のプレミアムペットフード市場も著しい成長を記録している。韓国のネット通販サイトGmarketによると、ペット用のプレミアムフードの売上高が2013年から2015年までの間に56%も増加した。さらに、エコ・オーガニックのペットフードを買い求める消費者が次第に増えている。 韓国のペット市場の展望について尋ねると、林COOは「韓国のペット市場が本格的な成長を始めたのは2010年からのことだ」と答えた上で、「ペット用品の製造、流通、販売だけでなく、各種ペットサービスも拡大しており、韓国ではペットを家族のように大切にされていると感じている。弊社はよりよい安心、安全な商品を紹介していきたい」と話した。

韓国政府や自治体もペット産業の育成、飼い主の増加などに対する政策をまとめるため、ドギーマンのような会社と協力を進めている。一例として、京畿道は驪州市にペットのテーマパークを設立する事業に350億ウォンを投資する計画であり、さらにペットの里親探し施設やペットトレーナであるハンドラー(handler)が大会出場を目指して訓練を行う施設も設立する予定だと発表した。今年4月にペット文化センター設立に向けて建築設計を終えた蔚山市もそうした取り組みに賛同している。

ドギーマンの次なる計画は何だろうか。まず、将来性の高い韓国企業と緊密に協力し、ペットと飼い主が幸せになる新製品を開発することだ。しかし、何よりも優先すべき計画は、人とペットの幸せな共生の実践という、会社の理念を貫くことだ。すべてはサリーのおかげだ。


By Esther Oh (estheroh@kotra.or.kr)
Executive Consultant/Invest Korea



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