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韓国進出の成功事例

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[機械製造 / アメリカ] HPプリンティング・コリア(HP Printing Korea Co., Ltd.)
作成日
2019.07.31
ヒット
852


本紙はHPプリンティングコリアのジェームズ・ノッティンガム代表から韓国のプリンティング業界に対する知見と韓国での事業経験を共有してくれた。


HPは30年以上プリンティング部門をリードしてきた。熱転写方式のインクジェットプリンターを開発し、デスクトップレーザープリンターを初めて開発した。現在は21世紀にふさわしく、プリンティングを再創造している。業界で最も完璧で革新的な家庭・事務・商業用ソリューションポートフォリオを保有し、全プリンティング業界を発展させる能力と革新を持続的に発表している。HPは2018年3四半期(IDC調べ)45%に達する市場シェアでプリンター部門トップを維持している。プリンティングは営業利益の70%を占め、HP事業の中核を担っている。

2017年11月、サムスンのプリント事業部門のエス・プリンティング(S-Printing)を買収してHP・プリンティング・コリア(HPPK)を発足させた。HPプリンティンコリアはHPのA3事業部門で戦略的中心であり、オフィス・プリンティング・ソリューション(OPS)事業部門の中核だ。また、研究開発に重点を置いたA3・エクセレンスセンター(Center of Excellence:COE)を通じてHPのA3事業の革新をリードしている。

ジェームズ・ノッティンガムはHPPK の代表として、全ての運営、プリント製品などプリント関連の研究開発、製品のクォリティーと革新及び消費者経験の向上に責任を持っている。

電子工学の学士と修士を取得した後、1992年にHPのボイジャー(Boiser)プリント部門に合流して、初期には研究開発エンジニアとアーキテクチャとして勤務した。1997年しばらくHPを離れ、ベンチャー企業の「In System Design」で多様な業務を担当した後、2000年にHPに復帰した。以後、バリューレーザージェット事業部の総括マネジャー、レーザージェット研究開発部の理事と副社長を経て、HPのすべてのレーザージェット製品と技術開発、品質及び製品信頼性に責任を負うOPS開発&技術事業部のグローバル代表などを歴任した。

本紙はジェームズ代表から韓国のプリンティング産業に対する考えと韓国での事業経験を直接聴いてみた。

韓国に研究開発センターを設立した理由と韓国で事業を展開するメリットを教えてください。

HPは世界的なプリンティング及びパーソナルシステム技術企業であり、韓国がHPの未来で核心的な部分を占めるものと期待しています。このような信頼はHPの韓国投資で明白に証明されました。HPPKは優れた製品及びソリューションポートフォリオとともに専門的な人材を確保し、映像工学(Imaging Electronics)、モバイルファースト・クラウドファーストユーザー経験(UX)の側面で専門性を持ち、プリンター部品及び周辺機器部門を保有、今後プリント事業の機会を後押しすることができます。

韓国は立派なビジネス環境とインフラを備えています。また、当社に決定的な研究開発分野の人材を含む優秀な人材を活用できます。

韓国は、革新をリードしており、これが2018年に外国人直接投資(FDI)が最高水準を記録した理由です。このような理由でHPも韓国に投資を行い、HPPKを全世界A3事業部門のグローバルハブとして発足させました。

HPプリンティングコリアが注目している韓国プリンティング業界の主要部門や特徴は何ですか。

韓国が強調している革新はどこでも、だれでも、より良い人生を提供する技術創造というHPのビジョンと似ています。HPPKはパーソナルシステム、プリンター、3Dプリンティングソリューションなどの製品及びサービスのポートフォリオを持続的に革新し、顧客を驚かせる経験をプレゼントすることです。

HPPKの職員は70パーセント以上がエンジニアで、研究開発に集中しています。研究開発チームの結果物は全世界A3製品群の技術や革新の成果と明らかになり、オフィス・プリンティング部門の高い市場シェアにつながります。

HPプリンティングコリアが韓国で行っている研究開発活動について紹介してください。

A3製品群との関連業務の以外にも、当社の研究開発チームは、世界初のトナータンク、あるいは持続トナー供給システム(Continuous Toner Supply System)のHP「ネバーストップ(Neverstop)」の開発にも深く関与しています。HP「ネバーストップ」は以前の世代と比べ、はるかに速いプリント速度と15秒内に再充電できるトナーを通じてトナー費用の80パーセント削減を実現し、利用者が迅速に業務に復帰できるようにしました。主に韓国以外の中国、インド、東南アジアなどを含めた新興市場を目指して開発されました。

多くの外国企業が韓国への投資規模を拡大しています。HPプリンティングコリアは研究開発にどの程度投資していますか。その具体的な数値を公開していただけますか。

先ほどお話した通り、HPは現在のHPPKを10億ウォンで買収する投資を通じて韓国事業への意志を見せました。また、今年9月に予定された板橋への移転とともに、もう一度韓国市場に対する信頼を見せると思います。その一環として、2021年までまた新しい建物に最新の研究開発施設を備え、国内の若い人材らを採用する計画です。

韓国で事業を展開しながら経験した挑戦課題があったとしたら何でしょうか。

すべての企業は自然に固有の特性と文化を保有しています。エスプリンティングの買収後、二つの異なる組織を統合する過程は非常に興味深い課題でした。現在は両企業の文化と長所が統合してシナジー効果を発揮し、より良いHPになったと確信します。

2017年HPPKの創立以来、当社はグローバル文化と地域文化の拡散を通じたシナジー効果の創出に注力しています。比較的新生組織として、構成員とのコミュニケーションを目指しています。全ての職員が出席する会議を定期的に開き、重要な決定をする場合は社員の意見を反映するように努力しています。社員はHPが提供する恩恵、例えば海外支部での勤務、福祉、教育などの機会を享受することができます。

韓国がHPPKのような外国企業に、より理想的なビジネス環境を提供するために何が必要でしょうか。

FDI増進など、韓国政府の多くの議題がHPとよく合うと思います。特に人材養成、多様性、包容性、持続可能性の追求などがこれに該当します。

また、韓国は最高水準の革新を通じて多くのビジネス機会を提供しています。韓国のビジネス環境は投資および成長、そして究極的に会社設立に次第に有利になっています。

パートナーシップを強化するために韓国のどの企業/機関と協力していますか。

HPはパートナーシップを成功の核心と考え、京畿道に位置している多数の韓国政府及び機関とも緊密に協力しています。 KOTRAは韓国への事業投資において総合的なサービスを提供するため、非常に重要で大事なパートナーです。

地域社会参加に関して、地域の様々な中小企業と協力しています。ゲームハードウエアや副材料などをE-スポーツに支援し、産学協力にも参加し、地域社会のための教育プログラムを運営し、持続可能性プログラムにも参加しています。

今後、韓国とアジアでHPPKの計画は何ですか。

現在はビジネスプリンティングでHP最大の成長機会であるA3オフィス・プリンティング事業を開発に集中しています。HPはA4・プリンティング部分ではリーダーだが、A3のコピー機部分では、立地がまだ弱いです。エス・プリンティングの買収で既存のサムスンの技術、流通網、ポートフォリオをHP事業に統合するだけでなく、販売モデルが既存の取引で契約を中心に変わる状況で、A3部門で新たな事業機会を創出できるようになりました。両社の相互補完的な長所、つまりHPの業界最高水準の規模、世界的な販売網、「ページワイド(PageWide)」革新と既存のエス・プリンティングのA3レーザープリンターソリューションを全て構築するようになりました。HPPKはHPのA3事業部分でエクセレンスセンターに指定され、HPのA3開発に大きな役割をしています。

HPはセキュリティを最大の強みとして強調しました。セキュリティはHPの事業にどんな影響を与えますか。

どこにも常につながっている世界で、エンドポイントのセキュリティ(endpoint security)は重大な問題です。プリンターもここに含まれます。HPは企業や機関に対し、プリンティング機器の潜在的なリスクを全て解決できる最も堅固で安全なプリンティングシステムとソリューションを提供します。

当社はセキュリティに大きな力点を置いて、顧客情報やデータを最も安全に保護できる製品を作るために努力しています。HPPKは優秀で安全なA3複合機はもちろん、最高の機器・文書・データセキュリティを提供します。


By Grace Park (gracepark@kotra.or.kr)
Executive Consultant
Investment Public Relations Team / Invest Korea
Korea Trade-Investment Promotion Agency (KOTRA)



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