Invest KOREA

なぜ韓国なのか？

韓国は過去60年間、貧困と戦争の廃墟を乗り越え、輝かしい成果を成し遂げており、今や世界10大の経済大国で、文化強国として位置づけられています。「漢江の奇跡」から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックへの優れた対応まで、韓国は引き続き無限の革新・成長能力を見せています。2030国際博覧会を通じて韓国は国の豊富な経験を世界と共有し、国際社会とともに絶えず変化する環境に適応して明日の挑戦課題を克服する方法を模索します。

強い都市、釜山

韓国最大の港湾が位置している釜山は目覚ましい経済発展を遂げた韓国の心臓のような都市です。韓国の歴史を称え、広く知らせる文化の中心地であり、常に視線が未来に向かっている都市です。

釜山は15世紀から重要な貿易港の役割をしてきました。韓国戦争の際には臨時首都として数多くの避難民を受け入れ、人口が30万人から100万人に増えました。韓国戦争以降は韓国の目覚ましい産業化と文化の復興を導いた経済ハブとして浮上しました。当時、街の日よけの下で学生たちが授業を受けている姿は珍しい光景ではなく、これを通じて釜山の熱い教育熱と発展への欲求を垣間見ることができました。

戦後、韓国が現代化と発展を繰り返す中で釜山は韓国の主要金融ハブとして浮上して全世界の貿易国とのネットワークを拡大しました。その結果、釜山は2021年基準で世界2位のトランシップ港に成長し、韓国のコンテナ取扱量の75％を担当しています。

今日、韓国は国際貿易の中心地であり、釜山は第一の貿易港として機能しています。韓国の主な輸出品である半導体、電気自動車、電気自動車バッテリー、高級消費財、クリーンエネルギー、バイオ医薬品などは現代の経済を牽引しています。産業及び技術部門における韓国のリーダーシップは韓国が第4次産業革命をリードしており、技術生態系の開発と現代的な政策体系の導入において重要な経験とインサイトを有していることをまざまざと見せつけています。

2030釜山国際博覧会の差別化ポイント

2030釜山国際博覧会は6分野に焦点を合わせてこれまでにない広範囲で包括的かつ革新的な国際博覧会を目指します。

1. メタバースを活用した開かれたエキスポ

誰もがいつどこでも参加できる国際博覧会にするためにメタバースプラットフォームを活用する予定です。これを通じて、いつにもまして多くの方々が参加することができ、国際博覧会はすべての人を抱擁する真の意味でのグローバルイベントとして生まれ変わります。

2. カーボンニュートラル・エキスポ

韓国政府は2050カーボンニュートラル戦略を進めており、国連は持続可能な発展目標を2030年まで に達成しようと力を入れている今の状況の中で、2030国際博覧会は人類のカーボンニュートラル未来を披露します。会場にクリーンエネルギーとエコカーを導入し、会場の水辺地域を利用してネットゼロ水辺樹木園を造成します。

3. インクルーシブなエキスポ

2030釜山国際博覧会は発展途上国の参加を拡大し、経済的な抱擁性を高める場になります。以前の国際博覧会で提供した支援に対する分析に基づき、展示館の造成、展示会コンサルティングを包括する博覧会国際事務局(BIE)史上最大規模の支援パッケージを提供します。なお、メタバース技術の活用を活性化するために国際博覧会の広報映像を披露します。

4. 新技術エキスポ

2030釜山国際博覧会は人類の繁栄、便宜、レジャーに真の意味で役立つ技術を披露します。博覧会のブースでは、AI、ホログラム、IoT、6Gのような未来技術を垣間見ることができます。

5. 文化エキスポ

釜山国際博覧会は全世界の多様な文化を紹介し、広く知らせてきた国際博覧会の長い歴史を踏まえて韓国文化を中心に多様なイベントを開催し、全世界の人々を魅了します。また、クリーン燃料を使用する大型クルーズ客船である「World Cruise Tour」を運営し、そこで多様な文化展示、コンサート、公演を披露します。

6. 記録するエキスポ

2030釜山国際博覧会はBIEの歴史や価値、歴代国際博覧会に関するデータを収集・保存する努力を始めます。「Expo Big Data Silo」はデータを通じて国際博覧会の過去、現在、未来を繋ぎ、メタバースはデータを永久保存するためのデータアーカイブの役割をします。