韓国進出の成功事例
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半導体、バッテリー、輸送産業分野の堅調な実績と世界最大規模の半導体メガクラスター造成、先端産業育成政策など、官民の共同努力に支えられ、昨年の韓国FDI(海外直接投資)は届け出・実行ベースともに過去最大を記録した。
アジア4大経済大国である韓国は2023年に前年304億ドルより増加した327億ドルの届出額を記録した。実行額も前年比3.4%増の187億ドルで過去最高を更新した。産業部は「投資は韓国の輸出拡大だけでなく、雇用創出や地域経済の活性化にも寄与する」と述べた。
2023年の世界経済の不透明性にもかかわらず、韓国は先端産業や素材・部品・装置分野に対する大規模投資に支えられ、危機を乗り越えることができた。官民協力の強化と海外企業に優しいビジネス環境を構築するための政府の努力も驚くべき成果に貢献した。
国別では、欧州連合(EU)からの投資が2022年の大型投資による基底効果(ベース効果)の影響を受け、前年比17%減の62億ドルとなった。しかし、2023年に尹錫悦大統領との首脳会談が行われたフランスなどの国(448%増加、12億ドル)からのFDIは大幅に増加した。英国から誘致した投資額(36億ドル)がEUのFDIに含むと、欧州からのFDIは前年比21.6%増の98億ドルに達する。
米国と日本からのFDIは2022年の大規模投資によるベース効果の影響で前年より減少し、それぞれ61億ドル(-29.4%)、13億ドル(-14.7%)を記録した。米国の場合、大型投資プロジェクトが税率が低い第3国を経由したり、合弁会社の所在国に届け出る慣行のため、届出額が実際よりやや低く集計された。中華圏からの投資額は前年比65.6%増の31億ドルで、新型コロナウイルス感染拡大により中華圏の海外投資が急減した2022年以前の水準に回復した。
一方、韓国のFDIは2018年269億ドルから2019年233億ドル、2020年207億ドルと減少傾向が続いていたものの、2021年295億ドルで増加傾向に転じた。その後、2022年にも305億ドルに増加し、3年連続で増加傾向にある。
By Grace Park
Investment PR Team, Invest KOREA
Korea Trade-Investment Promotion Agency (KOTRA)