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2回に分けて行われる懇談会の第一回が4月18日に開催された。産業通商資源部が任命した3人の広報大使は、今回のイベントで韓国の投資環境とグローバル投資協力の促進方策などを議論した。

それぞれの分野で豊富な経験と知識を持つ3人の対韓投資広報大使は、懇談会に積極的に参加し、韓国が好ましい投資国として驚異的な発展を遂げた事実についてお互いの意見を共有し、ビジネスしやすい国として韓国をPRする方策などについて提案した。

2024年第1四半期に韓国は過去最大のFDI実績を達成し、再び大きな一歩を踏み出した。高杉大使は、韓国が投資先として脚光を浴びている理由を尋ねると、尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領のリーダーシップの下、韓国政府の努力を挙げた。韓国政府は特にイノベーションを促進し、海外企業を誘致するために、現金支援とインセンティブで外国ベンチャー企業を積極的に支援したと説明した。また、韓国の企業文化が徐々にオープンイノベーションを志向し、成長と革新を加速する共生関係が可能になり、スタートアップと外国企業が成長し、さらに革新的な変化を遂げることができる理想的な環境が整ったと付け加えた。

アレックス・キム大使は、米中競争が激化する中、知的財産権（IP）に関して、特に他のアジア諸国に比べて、韓国は企業にとって安全な避難所になっていると述べた。これとともに、韓国全般に対する持続的な信頼、そして食べ物、音楽、メディアを通じた韓流の人気が加わり、韓国の経済力と国家的地位に貢献していると分析した。

マイケル・ダナハー大使は、過去30年間、韓国が完全に変貌する姿を見たと付け加えた。彼が見たところによると、過去の韓国は外国人投資を歓迎しない国だったが、徐々にFDIが国家経済にもたらすメリットを認識し、戦略的かつ賢明な方法で活用するために積極的に努力する方向に変化した。国際貿易に熱心な韓国は、コロナ禍において防護用機器とワクチン製造の中心地として浮上し、現在は軍事機器製造分野でも先頭に立っている。

続いて、韓国が多国籍投資協力を強化し、投資適格地としての地位を確固たるものにする方法について質問したところ、3人の大使は、韓国が自国の利点をより戦略的に世界に向けて発信する必要があると口をそろえた。

国レベルでは、高杉大使は、FTA、DPA、CEPAなど、あらゆる面で韓日両国の協力を強化し、両国の企業が活動しやすい環境を整える必要があると強調した。また、両国が共に成長するために相互に伝授できる知識、人材、経験を膨大に保有しており、特に素材・部品・装置分野は両国ともに技術と能力を磨く良い機会を提供すると述べた。

国レベルの協力に加え、ダナハー大使は各国の大企業だけでなく、中小企業間にも企業及び人的パートナーシップが重要だと強調した。一方、キム大使は、体育・外交・文化のようなソフトパワーを活用し、国際社会でより広く知られるための方策として、公共機関間の協力をより緊密にする必要があると提案した。

企業が普遍的な持続可能性原則の施行を約束する国連グローバル・コンパクト(UN Global Compact)と再生可能エネルギーによる電力100%充当を目指すRE100が国際社会で大勢を占めている。懇談会に参加した投資広報大使らは、グローバル市場で主要な一員として位置づけられた韓国企業が再び飛躍するためには、このようなイニシアチブを受け入れ、遵守する努力が必要であることに同意した。

キム大使は、韓国が多様性を尊重することが重要であり、国内の主要産業分野でである多国籍企業を支援する必要があると強調した。また、世界的に水素の役割がますます大きくなっており、これは韓国が水素産業分野でリーダーとして浮上し、クリーンエネルギーという世界的な目標を達成する機会になると見通した。

ダナハー大使は、韓国企業が多様性とESG(環境・社会・ガバナンス)イニシアチブに関心を持っていることは明らかだと述べた。また、現在の韓国は30年前と比較すると、はるかに高い環境意識を持ち、国内での底辺拡大を通じて、国際社会でリーダーシップを発揮する正しい道を歩んでいると述べた。