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韓国進出の成功事例

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[消費財 / アメリカ] 韓国アムウェイ(Amway Korea)
作成日
2011.09.05
ヒット
4483
success stories

韓国市場で限界を超え、成功を収めた韓国アムウェイ(Amway Korea)

韓国アムウェイ、20年間に渡るグローバル化の歴史を振り返る

韓国アムウェイのぱく・セジュン社長は、ある人々に関する話をよくする。その人々は情熱的で、目標志向的な傾向があり、会社に対して忠誠心を持っている。ここで人々とはアムウェイの社員ではなく、韓国アムウェイマーケティングネットワークの独立ビジネスオーナー(IBO)を意味する。

韓国アムウェイの独立ビジネスオーナーは90万人に達しており、アムウェイの製品を国内の消費者に販売している。アムウェイの販売システムは直接販売マーケティング、ネットワークマーケティング、マルチ商法など様々な呼び方がある。このシステムの下で独立ビジネスオーナーは自分の売り上げだけでなく、募集したディストリビューター(販売員)の数による補償を受ける。ネズミ講との関連性からこのシステムを否定的に考える人もいるが、パク社長は「アムウェイは質の高い製品とビジネスチャンスを与え、人々によりよい生活を提供する」と話す。「正直なシステムです。努力した分だけ、補償が与えられますから。」

1991年に韓国で初めて事業を開始した韓国アムウェイは、それ以来否定的な認識を克服し、現在は小売業界で醜いアヒルの子から白鳥に様変わりした存在となった。韓国アムウェイは世界58ヶ所にあるアムウェイの支社のひとつで、現在400人の社員が働いている。韓国全体で13ヶ所のサービスセンターを運営しており、1,000種類以上の製品を販売している。

世界2位の直接販売企業であるアムウェイは栄養剤、美容製品、ホームケア製品、個人用品、耐久財を生産、販売する。米ミシガン州にあるアムウェイ本社から生産される450種類以上の製品のうち、米国ではニューとリライト(Nutrilite)とアーティストリー(Artistry)のブランドが有名だ。

アムウェイの年間総売上は92億ドル、韓国支社が2010年に記録した年間総売上は7億3830万ドル(7,800億ウォン)で、アムウェイ全支店のうち4番目に高い売り上げを記録した。韓国アムウェイが成功した秘訣としてパク社長は、韓国の社員と独立ビジネスオーナー、マーケティング計画、質の高い製品、生産流通の垂直的統合システム、持続性に焦点を当てた戦略とグローバル化(glocalization)を挙げる。

韓国で初めて事業を開始した頃、アムウェイには否定的な視線が送られた。米国会社という点と、マルチ商法に対する悪い評判がその原因だった。1997年のアジア通貨危機で状況はさらに悪化した。外国企業が輸入メーカーに、輸入メーカーが通貨危機の主な原因に認識されたためだった。

しかし、パク社長は「それを通じて、異なる文化の間に生じる感情的な葛藤を緩和する最高の方法を学ぶことができた」と話す。主な解決策のひとつに、韓国アムウェイのワン・フォー・ワンプロジェクト(One for One project)がある。1998年に始まったこのプロジェクトは、韓国の中小企業と共に成長することを目標としている。韓国アムウェイは本社から新しい製品が送られる度、韓国中小企業が生産した製品を一緒に販売した。

このプロジェクトを通じて、韓国の企業は300種類以上の製品を販売した。代表的な例として、たわし生産メーカーのキドン&カンパニー(Kidong&Company)とバイオベンチャー企業のセル・バイオテック(Cell Biotech)がある。パク社長は「このプロジェクトは、アムウェイが韓国を重要な国として考えていることを示している」と話す。

また、韓国アムウェイは韓国内で生産された製品、特に生命工学技術を本社に輸出しており、アムウェイ・ネットワークの58カ国に販売されている。

韓国アムウェイが韓国市場に定着したのは、アムウェイグローバル開発プロジェクト(Amway Global Development Project)が果たした役割も大きい。2010年にスタートしたこのプロジェクトは、子会社の独特なアイデアと優秀な技術、原料を発掘するのをその目的とする。優れた製品は共同研究と商業化を通じてアムウェイグローバル販売ネットワークへ供給される。200社に至る韓国企業がこのプロジェクトに申し込み、16社が選定された。

特に今回、韓国のバイオベンチャー企業のウンファ企業が世界初で植物幹細胞の分離及び培養に成功し、世界的に注目を浴びた。さらに、韓国の中小企業は自社の製品、技術、原料に関する提案書を韓国アムウェイと本社にオンラインフォータルサイトを通じて提出することができる。パク社長は「良い技術は本社を通じてグローバル化される」と話す。

2010年、釜山にアムウェイアジア物流ハブセンター(Amway‘s Asian Logistics Hub)が開館し、米国で生産された製品がアジア諸国に効率よく供給されるようになった。釜山新港が物流センターの入札に成功しており、年間5万人の雇用を創出し、今後5年間1,000億ウォンの経済効果が期待できると予想される。

韓国アムウェイが成し遂げた実績は他にも多い。しかし、韓国進出20周年を迎えた今の韓国アムウェイには、零細企業が成功できるように企業家精神を高めることが何よりも重要だとパク社長は話す。

パク社長は、多くの人々が事業を始める一連の流れについて次のように語る。ある主婦が夫の定年後について考えているうちに、自分も事業をしてみたいと思う。しかし、知識も自信もないため、独立ビジネスオーナーの支援を受けて彼女は事業を始める。そして夫も、定年後一緒に事業に参加する。パク社長は「彼女には自分の人生と目標ができた。本当の意味での人生の変化が訪れた」と話す。

By Chang Young (young.chang@kotra.or.kr)
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