韓国進出の成功事例
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Nagra Korea、テレビの見方に革命を起こしたサービスとソリューションを提供
テレビを視聴する見方が変わってきたことには誰もが頷くだろう。あるチャンネルで放送される番組を見るため、特定の時間帯にテレビの前で待ち構えていたのはもう昔のこと。今や電子レンタルビデオ(Video on Demand、VOD)及び電子番組ガイド(Electric Program Guide、EPG)サービスを通じてテレビ番組を視聴し、タブレットPCで映画を鑑賞し、さらには3D番組も提供される時代になっている。こうしてこの分野のサービスが多様化し選択の幅が広がるにつれて、放送事業者とコンテンツ提供者はコンテンツ管理の必要を実感するようになった。Nagraが参入したのがまさにこの分野の市場だった。
Nagraはスイスに本社を置き、セキュリティ及びユーザー体験(User Experience、UX)製品とデジタルメディア有料化ソリューションを提供する会社。約10年前にC&M、Tbroad、CJ Hello Visionなどの有線放送事業者にサービスを提供して韓国市場に進出し、現在はSkylife(現 KT Skylife)とパートナーシップを構築している。2年前、韓国の顧客にサービスの提供や支援を直接行うためにNagra Koreaが設立された。現在Nagraの技術を利用している世帯数は約150万世帯に及ぶ。 NagraのJean-Luc Jezouinアジア部門主席副社長は、「韓国は新しい技術やトレンドという面で市場をリードしている国であり、ここでシェアを確保したい」と話した。 Nagraはデジタルセキュリティ及びコンバージャンスメディア(convergent media)ソリューションを提供するKudelski Groupの系列会社。2010年、KT Skylifeの要請に応じて韓国のハントリ社と合作投資を行い、自社の技術を補完して顧客のニーズに応えるために努力した。 「健全なパートナーシップを構築するためには、まず文化の違いを認め、各国では事業運営の仕方がそれぞれ異なっていることを受け止めなければならない。わが社はその違いを認めているからこそ、合作会社を設立した。この合作投資を通じて、韓国のやり方に合わせてビジネスを行うことができるようになった」とジャン副社長は話す。 現在、Nagraは世界18カ国に支店を保有しており、放送、ブロードバンド、モバイルフラットフォームなどを通じてシステムとソリューションを提供している。また、放送の加入者から収益を上げ、コンテンツの違法コピー及び流通を防ぐため、放送事業者にコンテンツアクセスコントロール技術を提供している。さらに、IPTV及び有線放送事業者にオーダーメード型ソリューション(On-demand solution)を提供し、消費者は好きな時間に、好きな端末で、好きな番組を見ることができる。デジタルテレビをサービスする会社にはハイブリッドセットトップボックスからスマートフォンまで、あらゆる端末向けにシームレスなUXを提供している。- 全世界で120社以上の代表的な有料テレビ事業者がNagraのサービスとコンテンツ保護技術を利用している。
- 3億個以上の機器にNagraのソリューションが使用された。
- 1999年から、Nagraはダボスで開催される世界経済フォーラムにセキュリティ技術を提供している。