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韓国進出の成功事例

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[その他 / ドイツ] ティッセンクルップエレベーターコリア(ThyssenKrupp Elevator Korea)
作成日
2013.04.10
ヒット
2590
Success Stories
ThyssenKrupp Elevator Korea


イノベーションを通じた成長を求める

ティッセンクルップエレベーターコリア、成長戦略の差別化へ

「エレベーター」というと、ほとんどの人は高層ビルの移動手段だと考える。しかし、ティッセンクルップエレベーターコリア(ThyssenKrupp Elevator Korea)のパク・ヤンチュン代表理事にとってエレベーターは、革新的で早く、無限の潜在力を潜めた移動手段だ。彼にとってエレベーターとはBMWのようなものでもある。

1年前に新たに赴任してきたパク代表は、木洞(モクドン)社屋で「エレベーターの中のBMW」というプロジェクトを進めている。パク代表は、一目でわかるけど単なる普通の商品ではないもの、BMWのように夢を抱かせることができるもの、エレベーター業界のBMWのようなものを開発するために取り組んでいる。会社の成長戦略をまとめていたパク代表は、既存のエレベーターとは違う新しい製品を開発する作業が決して容易ではないことを思い知らされた。

「しかし、差別化無くしては、ティッセンクルップエレベーターコリアの考える未来もない」とパク代表は話す。

2003年に韓国市場に進出したティッセンクルップエレベーターコリアは、乗用及び荷物用エレベーター、エスカレーター、動く歩道を主力商品として生産、販売している。主な事業分野は昇降機(エレベーター、エスカレーター、動く歩道)の生産及び国内販売、60,000個に及ぶ国内昇降機の維持補修、約60カ国に対する製品輸出。本社はソウル木洞、工場は京畿道(キョンギド)天安(チョンアン)に位置しており、国内に12ヵ所の支店とサービス及び設置の協力会社は1,300ヵ所を保有している。

ティッセンクルップエレベーターコリアのエレベーターやエスカレーター、動く歩道は、釜山(プサン)の新世界センタムシティ、ソウルのCJ E&Mセンター、海雲台(へウンデ)のI`Parkなど国内のランドマークに設置されている。全国経済人連合会の汝矣島(ヨイド)事務所にも1秒に7mを移動するエレベーターが設置される予定。

一時期、昇降機業界で価格固定に関するスキャンダルが起こり、収益がマイナスを続け、市場の状況が完全に変わってしまったこともあった。しかし、ティッセンクルップエレベーターコリアは昨年、4,500台の昇降機を販売し、3%の売上利益率を記録した。2011年度と2012年度に韓国は、アジア太平洋地域全体で3位の売上を記録した。

ティッセンクルップエレベーターコリアは、エレベーターに対する需要が高い時代に韓国進出を果たした。開発業者らは当時、限られた空間を活用するために建物を高く建築した。ドイツのティッセンクルップエレベーター社は2003年に東洋エレベーターを買収してティッセンクルップ東洋エレベーターを設立し、2008年に100%出資でティッセンクルップエレベーターコリアに社名変更を行い、会社の完全な持ち主となった。

パク代表は、「韓国のエレベーター産業は、他のアジア諸国に比べて成熟かつ発達している」と話す。彼はティッセンクルップエレベーターで勤める前、オーチスエレベーターコリア(Otis Elevator Korea)の中国子会社であるシグマエレベーター(Sigma Elevator)の代表理事を務めていた。

ティッセンクルップエレベーターコリアが持っている革新技術のひとつであるツイン・エレベーター(twin elevator)は、国内7ヵ所の建物に設置されている。垂直のエレベーター通路1ヵ所に1台のエレベータが動く一般的なシステムとは異なり、ツインエレベーターシステムでは1ヵ所の垂直通路に2台のエレベーターが駆動される。上下でそれぞれ動くエレベーターがぶつからないよう、距離をコントロールできる安全制御システムが適用されている。上下で2台のエレベーターを同時に運営することで、時間と空間の効率利用が可能になる。

もう一つの革新技術としては、「行き先フロアのセレクション制御(Destination Selection Control、DSC)システム」がある。このシステムは定期的な乗客が多い会社などの建物に主に設置され、システム制御パネルはエレベーターの内部ではなく外部に設置されている。乗客はエレベーターの目的フロアを確認してから乗らなければならない。

今月新しく発売されるエレベーターを設計したパク代表は、「乗客からも高い期待が寄せられている。生活の水準が向上した分、会社としても変化していくために努力している。韓国でも、海外でも誰も経験したことのない価値と美学、機能を併せ持つシナジーブランドだ」と話した。

ティッセンクルップエレベーターコリアは生産品の20~30%を海外に輸出しており、数年内の海外輸出量を50%に引き上げる計画だ。パク代表は、職員たちがトレンドを追いかけるのではなく、トレンドをリードしていくように努力している。

「私は革新、イノベーションが大好き。人と同じアプローチはごめんだ」とパク代表は話した。

By Chang Young (young.chang@kotra.or.kr)

ご存知ですか?
ㆍグローバルティッセンクルップエレベーターは、2011年度と2012年度に57億ユーロの売上を達成しており、150カ国で顧客を確保している。
ㆍティッセンクルップエレベーターコリアの天安(チョンアン)工場は、韓国の昇降機業界では初めてグリーン企業に指定された。
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