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韓国進出の成功事例

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[その他 / ドイツ] 韓国BASF (BASF Korea)
作成日
2013.09.13
ヒット
1990

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実験室の外で創造された化学
対韓投資企業として長い歴史を持つ韓国BASF、アジア・太平洋地域電子素材事業本部の韓国移転及びR&Dセンター設置と共に成長を続ける

約150年の歴史を誇るドイツ化学会社のBASFは、ドイツ語で統合という意味の「フェアブント(verbund)」という事業哲学を掲げている。

BASFの企業哲学は、熱を必要としている工場に熱エネルギーを生産する別の工場を連携することでエネルギーの自給を行うところに表れている。また、BASFの投資によって世界規模の拡大を続けているバリューチェーン(価値連鎖)もその良い事例となる。

その企業哲学は今年、韓国に最も強く発揮された。今年4月、BASFは電子素材部門のアジア太平洋地域本部を韓国に移転し、来年初には電子素材の研究開発(R&D)センターを設立することを決めた。

韓国BASFのシン・ウソン代表は、「韓国は電子産業で最も重要な市場」とし、「この分野で韓国市場が持つ意味はとても大きい」と話した。

世界最大化学企業のBASFは、約80カ国で化学品、プラスチック、機能性材料、農薬、石油化学及びガスまで様々な製品を生産している。BASFの昨年度売上高は780億ユーロ(1,039億ドル)に達しており、アジア太平洋地域の売上が約19%を占めている。

韓国に対するBASFの投資は1954年にさかのぼる。来年が韓国進出60周年の節目となるBASFは、韓国で産業が発展し始めた頃に貿易会社として韓国に始めて進出した。現在、BASFは完全子会社の韓国BASF(1998年設立)と喜星触媒(Heesung Catalysts)を始めとする3社の合併企業を保有している。

BASFは韓国経済の発展及び成長の可能性に揺るぎない信頼を示しており、1990年末にはアジアを襲った通貨危機にもかかわらず韓国に投資を行い、提携投資企業の持分を買収した。

「アジア太平洋地域におけるBASFの成長にとって、韓国は大事な原動力」と話したシン代表は、「韓国が困難に直面していたここ60年を始め、BASFは長い間韓国とともに成長してきた」と付け加えた。

6ヵ所の生産施設と4ヵ所の技術研究所を保有している韓国BASFは昨年、韓国内売上高1兆3千億ウォン(12億ドル)と輸出額1兆2千億ウォンを記録した。韓国BASFはポリウレタン商品の原材料、エンジニアリング・プラスチック、ビタミンB2と食品添加物などの先端技術商品の生産に力を注いでいる。来年は様々な分野に使われる高機能熱可塑性プラスチックのウルトラゾーン(Ultrason)の生産が開始される予定となっており、現在韓国BASFの麗水(ヨス)工場にウルトラゾーン生産工場が建設されている。ウルトラゾーン生産工場がドイツ以外の国で建設されるのは韓国が初めて。

昨年度のBASFの韓国内総売上高は、合併企業を含めて16億ユーロ(BASFグループ総売上高の2%)に達した。

香港から韓国に新しく移転された電子素材のアジア太平洋地域本部は、アジア太平洋地域内におけるBASFの電子素材部門の総括を担当する。韓国に地域本部を設立することにより、BASFはより顧客の近くに行き、市場のビジネスチャンスをより容易に探すことができるようになった。

BASFの韓国初の電子素材研究開発(R&D)センターは、地域内の消費者に革新的な技術とソリューションを提供することに焦点を合わせる予定。サムスンやLGなど大企業の影響力と競争力を考えると、韓国はBASFの研究開発の競争力を強化する最適の場所とシン代表は話した。

また、サムスンとLGなどの大企業とも協力していくとシン代表は付け加えた。

現在1,200人の従業員を抱えている韓国BASFは、今後10年間で従業員数を1.5倍に拡大する予定。韓国BASFの従業員の中、約50人は今海外で専門技術を提供し、韓国の技術ハブとしての足元を固めている。素早く成長しているアジア地域の真ん中に位置した韓国の地理的メリットを活用し、韓国BASFはアジア市場の年平均成長率より2%以上成長する短期目標を掲げた。

「韓国はアジア太平洋内ビジネスに最適の場所」とシン代表は話した。

By Chang Young (young.chang@kotra.or.kr)

ご存知ですか?
ㆍBASFの製品は、私たちが日常生活で毎日使っているイスとベッドの発泡ゴム、携帯電話と車に使われるプラスチック、日焼け止めとビタミンなど様々なモノに使われている。
ㆍ韓国BASFはモンゴルBASFの事業を総括している。
ㆍ1865年にドイツで設立されたBASFの歴史は、リサイクルから始まった。1861年、Fredrich Engelhornが建てたガス工場ではタールが副産物として排出されており、Engelhornはそれを利用して染料を作った。4年後、BASFは染料の生産に必要なその他の化学物質の生産を開始した。
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