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イランで韓国商品の競争力は「中国・EUに次ぎ3位」
作成日
2015.07.22

聨合ニュースによると、

KOTRAがアンケート調査を実施…「価格競争力の向上が急務」
イランのバイヤーの74%「韓国との貿易を拡大・持続する」

【ソウル聯合ニュース】イ・ウン記者=核協議合意で経済制裁が解除されることになったイランのバイヤー企業の多くが、韓国との貿易の持続または拡大を希望していることがわかった。

しかしイランでの韓国商品の競争力は、中国、欧州連合(EU)に次ぐ3位に止まり、価格競争力の向上など対策が求められる。

KOTRAが最近、韓国企業と取引するイラン企業262社を対象に行ったアンケート調査の結果によると、経済制裁解除以降の韓国企業との取引計画について、回答企業の74%が現在の取引の水準を維持、または拡大する計画だと答えた。

韓国商品を選択した理由としては、「品質」という答えが29%と最も多かった。容易な代金決済(27%)、企業の認知度・イメージ(17%)、韓国企業の積極的なマーケティング(12%)、技術移転の意志(6%)がその後を次いだ。

しかしイラン市場での国別商品競争力は、中国(27%)、EU(25%)、韓国(21%)、トルコ(10%)、日本(8%)の順となった。

イランは長引く景気不況の影響で中国製やトルコ製など安価な商品を好む上、伝統的に欧州ブランドを好む消費傾向が強いと、KOTRAは分析した。

これを受けKOTRAは、韓国企業がイラン市場に進出するためには、価格競争力の強化が急務だと指摘した。

また、現地の物流・決済システムを考慮した最適なサービスで、船積み・配送期間を短縮し、代金決済手段を整備する戦略が求められると付け加えた。

実際にイランのバイヤーの多くは、韓国企業との貿易拡大のための条件として、「価格を下げてほしい」(48%)と答え、船積み・配送期間および代金支払いなどの貿易条件の改善(32%)、ブランドの認知度向上(11%)、品質向上(9%)を挙げている。

イラン市場進出拡大策としては合弁事業・技術移転(35%)、自社・現地法人の設立(23%)が挙げられ、韓国取引先の発掘戦略としては展示会参加(44%)、貿易使節団参加(33%)、インターネット(14%)活用が挙げられた。

abullapia@yna.co.kr

<著作権者(c)聨合ニュース。無断転載・再配布禁止。>


原文記事
出所:聨合ニュース(2015.07.19)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。
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