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「第11回外国人投資ウィーク(FIW)」の開催
作成日
2015.10.16

- FTAプラットフォームを活用した、北東アジアのビジネス拠点構築の基盤作りに拍車

産業通商資源部(主催)とKOTRA(主管)は10月13日(火)~15日(木)の3日間にわたり、「2015外国人投資ウィーク(Foreign Investment Week:FIW)」を開催した。

同催しでは韓中自由貿易協定(FTA)の発効を控え、外国人投資家の対韓投資への期待を反映して、「FTAプラットフォームを活用した、北東アジアのビジネス拠点構築の基盤作り」をテーマに、分野別の投資説明会・フォーラム、海外メディア記者懇談会、産業立地視察など、多様なプログラムが行われた。

また、経済自由区域(Free Economic Zone: FEZ)を対内投資誘致の前進拠点として活用するため、「FEZナイト」などを通じて集中的な広報活動を展開する一方、「外国人投資企業採用博覧会(10月15日~16日)」を連携開催し、外国人投資企業の雇用創出拡大を図った。

一方、モバイルセキュリティ分野の世界最大手であるフランス「オベルチュール・テクノロジーズ(Oberthur Technologies)」社は韓国における研究開発(R&D)センター設立計画を発表した。韓国を投資先に選んだ理由について同社は、優秀な情報通信技術(ICT)インフラや人的資源を挙げ、韓国企業との協力を通じて海外市場に進出する予定だと説明した。 この他、韓中FTAの活用、地域開発、研究開発協力を含む4つのテーマ別の投資誘致説明会や創業企業投資誘致説明会などのプログラムが行われた。

10月15日(木)には来韓外国人投資家・海外メディア記者を対象に、開城工業団地、仁川経済自由区域、東海岸圏経済自由区域視察の機会を提供し、地域の投資環境について紹介するなど、積極的な広報活動を行った。

さらに、「外国人投資企業採用博覧会」も10月15日(木)~16日(金)の二日間、ソウルCOEXで開催された。

同博覧会にはシーメンスやフェースブックなど世界有数の外国人投資企業約100社と若年求職者約16,000人が訪問し、企業には優秀な人材採用の機会を、若者には良質な就職の機会を提供した。

産業通商資源部とKOTRAは今回のFIWを通じて、韓国のFTAネットワーク拡大が海外市場進出に向けた投資拠点としての韓国の魅力向上につながっていることを積極的にアピールした。これは、外国人投資のパラダイムシフトが起き、外国人投資200億ドルの時代を迎えるきっかけになるものと期待している。


出所 : 産業通商資源部、KOTRA (2015.10.15)
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