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KOTRA、「輸出関係機関との協力で、中国内需市場を攻略」
作成日
2016.02.29

KOTRA(金宰弘社長)は当面の輸出危機を克服するため、政府・輸出支援関係機関との協業の下、韓中FTAにより拡大した中国進出機会の確保に乗り出した。産業通商資源部、中小企業庁、中小企業振興公団、中小企業中央会、貿易協会、研究成果実用化振興院などと協力し、25日と26日の二日間にわたって、COEXで「韓中FTA総合大展」を開催した。韓国の中小・中堅企業約900社が参加し、京東商城(中国2位の電子商取引会社)、ハイアール(中国最大手の家電メーカー)などの中国バイヤー209社、DT Capital Partners(フォーブスが選定した中国一のグローバル投資専門会社)など投資会社21社と活発なビジネス商談を行った。

中国は昨年「中国製造2025」戦略を打ち出し、「製造大国」から「製造強国」に成長するための青写真を示した。これを受け、中国のグローバル製造会社の素材・部品・新技術のニーズを発掘し、素材・部品、半製品の供給、アウトソーシング、研究開発(R&D)、組立工程の移転、技術協力などで韓国有望企業とのバリューチェーン連携を支援するためのビジネス商談会を開催した。さらに技術協力フォーラムも開いて、韓国企業が保有する特許・技術を中国企業に紹介し、技術取引商談を実施した。

そして化粧品、ファッション、コスメティック、IT、バイオ、文化コンテンツなど、最近中国からの投資が活発に行われている分野で、中国投資家と中国進出の潜在力の高い韓国企業間の輸出型投資呼び込みを目指す1対1投資商談を行った。

この他、昨年9月に中国経済使節団に参加した企業を対象とする、フォローアップ商談会も開催された。大統領中国歴訪の経済協力アジェンダとなった保健・医療、IT・情報セキュリティ、電子商取引・流通、文化コンテンツ分野のバイヤーを招待し、国内企業との商談の場を設けた。

KOTRAの金宰弘(キム・ジェホン)社長は「輸出低迷により厳しい環境にある韓国中小企業と一つの船に乗り合わせたような、切迫した気持ちだ」とし、「政府・輸出関係機関との協力の下、韓国の最大輸出相手国である中国と1件でも多い輸出契約を締結することができるよう、KOTRAの力を結集する考えだ」と強調した。


出所 : KOTRA(2016.02.25)
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