Invest KOREA

KOTRA・信用保証基金、今月1日から4日までポルトガル・リスボンで欧州最大のテック展示会「ウェブサミット」で韓国館運営
約500人の投資家・バイヤーと商談を行い、ピッチングコンテストでも善戦

KOTRA(社長 ユ・ジョンヨル)は、信用保証基金(理事長 チェ・ウォンモク)と11月1日から4日までポルトガル・リスボンで開催された「ウェブサミット(Web Summit)」で韓国のスタートアップ12社で構成された韓国館を運営し投資家とバイヤーを対象に革新技術を披露し大好評を受けた。ウェブサミットは、欧州最大のテック展示会であり代表的なスタートアップ展示会の一つとして、13回目を迎えた今年のイベントには160カ国以上から約7万人の参観客とスタートアップ約2000社が参加した。

オンラインプラットフォームサービス、AI基盤ソリューション、自動運転、ドローンソリューションなど革新技術企業12社で構成された韓国館には展示会の期間中に多くの投資家とバイヤーが関心を示し、製品の紹介や商談が行われた。

KOTRAは、参加企業により多くのネットワーキングの機会を提供するため、事前にスペインをはじめとする欧州地域の投資家、バイヤー約500人を韓国館に招待した。ポルトガルの最大エネルギー企業であるEDP、スペイン最大の金融機関であるカイシャバンク(CaixaBank)を含む欧州の代表企業が韓国館を訪れ、参加企業と様々な協力の機会を打診した。

最終日の11月4日には、スペイン最大のスタートアップ・アクセラレーターであるイスディ(ISDI)と提携し、約50人の欧州代表ベンチャーキャピタル(VC)とエンジェル投資家を招待し、IRピッチングを主管した。ある参加企業の関係者は、「KOTRAで1カ月間の専門メンターのグループワークショップ、個別コンサルティングなど事前教育をきめ細かく支援してくれたおかげで、PITCH入選、韓国館ピッチングイベント後のネットワーキングなどの成果を得ることができた」と伝えた。

KOTRAマドリード貿易館のアン・ヨンジュ館長は、「最近、世界的に投資心理が萎縮し、スタートアップの経営環境が厳しくなったが、欧州最大のテック展示会であるウェブサミットで披露した韓国スタートアップの革新技術が欧州の投資家から好評を得た」とし、「韓国企業が実質的な成果を出せるように、展示会の後も積極的に支援する計画」と述べた。



出所：Invest KOREA (2022.11.07)