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二次電池・次世代車・洋上風力分野の欧州企業6社が9.4億ドル規模の対韓投資を決定
作成日
2023.06.21

韓国・欧州間の先端産業や再生可能エネルギー分野の協力強化へ
尹錫悦大統領、世界博覧会機構(BIE)総会出席を受け欧州企業の投資申告式を開催


KOTRA(社長 ユ・ジョンヨル)は6月21日11時(現地時間)、フランス・パリで韓国の尹錫悦大統領が臨席し、6社の欧州企業が計9.4億ドル相当の対韓投資を決定し、韓国政府に申告する投資申告式を開催した。

今回の投資申告の主な内容は、二次電池(Imerys、Umicore)、次世代車部品(Continental)、先端素材(Nylacast)、洋上風力(CIP、Equinor)分野のグローバル企業が韓国にそれぞれ二次電池素材、先端自動車部品、造船資材用の先端素材生産施設を構築し、洋上風力発電団地を造成することだ。

①フランスのイメリス(Imerys)の二次電池導材(電流伝導物質)用カーボンブラック生産施設の新設と②ベルギーのユミコア(Umicore)の正極材生産工場及び研究開発(R&D)センターの増設は、二次電池の性能を決定する素材の安定的な確保と技術能力の向上を通じて、韓国の二次電池産業の競争力強化に貢献することが期待される。

③ドイツのコンチネンタル(Continental)は、次世代モビリティ時代に重要な役割を果たす電装部品製造工場の増設を通じ、韓国の次世代自動車の生産力量の拡大に貢献すると見込まれる。

④英国のナイラキャスト(Nylacast)は、造船機材用の高性能ポリマー生産工場を設立し、国内造船所への納品やアジア地域の生産拠点として活用する予定で、国家基幹産業である造船産業のサプライチェーンの多元化に寄与すると評価される。

世界的な洋上風力企業である⑤デンマークのCIP、⑥ノルウェーのエクイノール(Equinor)の大規模な洋上風力発電団地の造成は、韓国の風力発電の普及拡大に大きく貢献すると予想される。

KOTRAのユ・ジョンヨル社長は、「グローバルサプライチェーンの再編が加速する中、二次電池、次世代自動車など韓国の先端産業の競争力強化のため、素材・部品・装置の強国である欧州との協力を強化し、グローバル脱炭素化に対応するために先端技術を保有している欧州の新・再生可能エネルギー企業と緊密に協力する必要がある」と説明し、「産業部、関連自治体などと一緒に各企業の投資が成功裏に実行されるよう積極的に支援したい」と述べた。



出所:Invest KOREA (2023.06.21.)

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