Invest KOREA

KOTRA、今月19日から3日にわたって米国最大のスタートアップ・カンファレンスで韓国館を運営
ポスコと一緒に大企業・スタートアップの同伴成長のための協力システムを構築

KOTRA（社長 ユ・ジョンヨル）が韓国情報技術研究院（院長 ユ・ジュンサン、KITRI）と共同で米サンフランシスコで開かれるスタートアップ展示会の「TechCrunch Disrupt（ディスラプト）」に韓国館を設置した。

ディスラプトは、2011年から毎年サンフランシスコ、ニューヨーク、ベルリンなどスタートアップのエコシステム（生態系）が活発な主要都市で開催される米国最大のスタートアップイベントだ。今月19日から21日まで開かれる今回のイベントには、▲ブース展示　▲産業別カンファレンス　▲ピッチングコンテスト　▲グローバル企業・スタートアップの間のネットワーキングイベントなどが行われた。韓国館の出展企業は15社で、日本・ベルギーなどの展示館として参加した6ヵ国の中で最も大きい規模だ。

また、参加国の中で唯一、韓国館はビッグテック企業やVCなどの潜在的な投資家に会社を紹介する「ライブピッチ（Live Pitch）」のステージを2日にわたって行うことができた。

他方、KOTRAはポスコと協業してベンチャーキャピタル（VC）に合わせたIRピッチング・コンサルティング、グローバル企業招待ネットワーキングレセプションなどを推進し、参加企業が実効性のある成果を得られるようにした。

特に、事前に行われたピッチングコンサルティングは、現業で活動中のVCが直接コーチを務め、好評を受けた。ネットワーキングレセプションにはグーグル（Google）、JPモルガン・チェース（JPMogan Chase）などグローバル企業と大手VCの関係者約150人が参加し、その後の成果が期待される。

ポスコのキム・テオク専務は、「ポスコは2011年からIMP（Idea Market Place）プログラムを通じて有望なスタートアップを把握し投資しており、グローバルユニコーン企業に成長させるための支援を行っている」とし、「KOTRAとの協業を通じてIMP企業のグローバル化をさらに加速し、さらに大企業と有望なスタートアップが共存して成長できるベンチャー生態系を構築する計画」と述べた。

KOTRAのパク・ソンホ北米地域本部長は、「近年、現地のグローバル企業と投資家の間で「新技術の先取り」がさらに重要となり、Kイノベーション企業とのパートナーシップの需要が非常に高い」と説明し、「韓国のイノベーション企業がグローバル企業とのパートナーシップを通じて海外に飛躍できるよう全面的に支援する計画」と述べた。



出所：KOTRA (2023.09.20.)