Invest KOREA

4月4日、ベトナム・ハノイで「韓・ベトナムスタートアップ政策懇談会」開催

韓国の産業通商資源部（長官 アン・ドクグン）とKOTRA（社長 ユ・ジョンヨル）は4月4日、ベトナム・ハノイで「2024韓国-ベトナムスタートアップ政策懇談会」を開催する。今回の懇談会は、ベトナム政府のスタートアップ政策担当者と両国企業の協業チャンネルを構築し、投資活性化を図るために開催される。ベトナム政府のスタートアップ発展戦略と政策の方向性を聞くとともに、ベトナムに進出している韓国スタートアップが現地で抱えている問題を調べ、ベトナム政府に提案する予定だ。

KOTRAとベトナム貿易振興庁（VIETRADE）が共催する今回の懇談会には、ベトナム産業貿易部、科学技術部をはじめ、両国のスタートアップ企業約150社が参加する。

ベトナムは2022年に日本（784億ドル）を抜いて韓国の第3位の貿易国として浮上し、昨年まで2年連続3位の貿易国の地位を守ってきた。現在、韓国はベトナムに9,300を超える分野のプロジェクトに792億ドルを投資し、ベトナムに流入する累積投資額ベースで1位の座を維持している。

ベトナムのスタートアップのエコシステム（生態系）も政府の持続的な支援で着実に成長している。2023年時点で約3,800社のスタートアップがあり、2022年には137のファンドがベトナムのスタートアップに出資し、合計6,340億ウォンの投資が行われた。

今回の政策懇談会は、2020年8月現在にKOTRAとベトナム貿易振興庁（VIETRADE）が両国間の貿易活性化のためにベトナム貿易振興庁内に共同で設置したコリアデスクが主催する。

KOTRA東南アジア・大洋州地域本部のイ・ヒサン本部長は、「韓国とベトナムの貿易が過去最大を記録している今こそ、韓国スタートアップのベトナム進出の好機」と強調し、「KOTRAは今回の懇談会を通じて両国のスタートアップ間の協業可能性を模索し、すでに進出した韓国スタートアップの課題解決のためにも積極的に支援する計画」と述べた。



出所：KOTRA (2024.04.05.)