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KOTRA、物流支援強化のために今年から「K物流デスク」運営
初事業でファッション企業の物流・FTA活用などを支援
KOTRAのグローバル能力を活用、化粧品・食品をつなぐ消費財輸出育成へ
産業通商資源部(長官 アン・ドクグン)とKOTRA(社長 カン・ギョンソン)は、今年から中小企業・中堅企業の物流支援を強化するため、世界の主要な物流拠点7ヵ所(上海、LA、シンガポール、ドバイ、アムステルダム、チェンナイ、メキシコシティ)に「K物流デスク」を運営する。K物流デスクは、物流の困難を解消するために情報調査、リアルタイムの物流動向モニタリングを実施し、当該地域の特性を反映した最適の物流支援事業も展開する。
K物流デスクの最初の支援事業として、上海貿易館で「グローバルデザイナーファッション物流支援特化事業」を展開する。デザイナーファッションは、デザイナーの個性が強調された分野であり、主な消費者であるMZ世代(ミレニアル世代&Z世代)を中心に急速に成長している。これに伴い、韓国の主要ファッションプラットフォームは中国、米国、日本だけでなく、タイにも進出し、Kファッションのグローバル認知度を高めている。
今回の事業は、上海、ニューヨーク、東京、バンコク貿易館と協業し、韓国のデザイナーファッション企業が市場を拡大できるよう、KOTRAの「海外共同物流センター」を活用した物流インフラおよびフルフィルメントサービスを提供する。これにより、韓国のデザイナーファッション企業は、▲在庫管理 ▲配送 ▲返品などB2C物流のすべての過程で支援を受けることができる。
KOTRAは物流支援だけでなく、グローバル市場でブランドの認知度を高めることができるよう、プラットフォームのバイラルマーケティングも後押しする予定だ。また、KATRI試験研究院、関税法人と協力して、▲試験認証 ▲通関 ▲FTA活用など、輸出に必要な全般的な手続きを支援する。同時に、ムシンサ、現代百貨店、Wコンセプトなど韓国の代表的なファッションプラットフォームと協力し、競争力のある国内ファッションブランドを発掘し、グローバル市場進出の機会を持続的に拡大していく計画だ。
KOTRA中小中堅企業本部のチョン・チュンウ本部長は、「K物流デスクは輸出企業の物流難を皆生tるすると同時に、新たな輸出機会を創出するだろう」とし、「今回の事業が韓国ファッション企業のグローバル市場進出をより円滑にするきっかけになることを期待している」と述べた。
KOTRAは今回の事業の支援企業を9月30日までKOTRAホームページ(www.kotra.or.kr)で募集する予定だ。
出所:KOTRA (2025.03.18.)