Invest KOREA

韓国の先端スタートアップとの技術・投資協力に向けた「アストラコリア」開催
「アプライド・マテリアルズ」と協力して技術検証・事業化を推進
AI・半導体・エネルギー効率コンピューティングなど先端スタートアップ8社がピッチ

AIの拡大、主要国の半導体製造力量の拡充、装備投資需要が相まって半導体産業が好況を迎えている中、グローバル半導体装備企業と韓国のスタートアップ間の技術及び投資協力の場が設けられる。

大韓貿易投資振興公社(以下KOTRA、社長カン・ギョンソン)は11月18日、ソウルのアンダーズホテルで「2025アストラコリア(ASTRA Korea-Applied Start-up Technology and Research Accelerator)」を開催すると発表した。韓国の有望な半導体スタートアップを対象にグローバル協力及び投資を促進するためのイベントである。

今年で3回目を迎えるこのイベントは、グローバル半導体及びディスプレイ装備企業であるアプライド・マテリアルズの企業型ベンチャーキャピタル(CVC)「アプライド・ベンチャーズ(Applied Ventures)」と共同で行われる。最終的に選定されたスタートアップは、アプライド・マテリアルズのグローバル研究インフラを活用して技術検証と事業化を進め、アプライド・ベンチャーズから共同開発の可能性の模索や投資協力・コンサルティング支援も受けることができる。

アプライド・ベンチャーズは▲半導体製造技術▲エネルギー効率コンピューティング▲半導体関連人工知能(AI)及び生成AIの応用など先端分野の革新技術を保有したスタートアップを公開募集した。投資誘致を希望する約40社のうち、技術力と成長潜在力を評価された8社がピッチに参加する。

アプライド・ベンチャーズのアナンド・カマンナヴァル副社長は「『アストラコリア』を通じて韓国の革新スタートアップと共にすることができて嬉しい」とし、「自社の技術力とグローバルサプライチェーンを活用して共に成長するスタートアップを発掘することを期待している」と述べた。

KOTRAインベストコリアのキム・テヒョン代表も「半導体、AIのような新成長産業にはスタートアップのクリエーティブな技術力が欠かせない」とし、「韓国のスタートアップと協業する意思があるグローバル企業を引き続き発掘し、先端産業投資協力の生態系を広げていきたい」と語った。



出所 : Invest KOREA(2025.11.18.)