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KOTRA、シドニーで「韓国-オーストラリア経済協力プラザ」を開催、APEC協議履行を支援
鉱物・エネルギー・消費財中心の両国企業約80社など200人余りが参加、B2B協力を議論
フォーラム・B2B輸出商談会に加え、オーストラリア国立博物館入店製品のショーケースも

大韓貿易投資振興公社(以下、KOTRA、社長カン・ギョンソン)が慶州APEC首脳会議での協議事項の履行及び経済安全保障中心の韓国-オーストラリアの協力を拡充するために12月9日(現地時間)オーストラリア・シドニーで「韓国-オーストラリア経済協力プラザ」を開催した。

オーストラリアは2021年、韓国との関係を「包括的戦略パートナー」に格上げした中核的な経済協力パートナーである。 リチウム、ニッケルのような重要鉱物などの豊富な戦略資源とエネルギー転換需要を保有しており、防衛産業・インフラプロジェクトの協力*も活発に行われている。
*(防衛産業)ハンファエアロスペース、K9自走砲(‘21年受注)・レッドバック装甲車(’23年受注)オーストラリア現地生産 (インフラ)現代ロテム、オーストラリア交通インフラ現代化プロジェクトに参加、電動車(‘20年受注)オーストラリア現地生産

慶州で開かれたAPEC首脳会議で、両国は首脳会談を通じて重要鉱物、クリーンエネルギー、防衛産業、貿易投資分野における協力強化に合意した。同時期、KOTRAもオーストラリア貿易投資代表部(Austrade)と経済安全保障及び貿易投資の協力強化に向けた業務協約を締結した。

今回の経済協力プラザでは▲経済協力フォーラム、▲戦略産業ビジネス商談会、▲消費財ショーケース展示が行われた。フォーラムでは「オーストラリア貿易投資代表部(Austrade)」が「重要鉱物・エネルギー分野の韓国-オーストラリア協力案」を発表し、シドニーが属するニューサウスウェールズ州の投資プロジェクト紹介、ポスコインターナショナルとハンファエネルギーによる両国協力事例の発表も続いた。

一方、会場ではオーストラリア国立博物館に入店予定の韓国企業11社の製品(ミュージアムグッズなど)の展示も行われた。キャンベラオーストラリア国立博物館では12月12日から来年5月まで「韓流(Hallyu！The Korean Wave)」展示会を運営する。これをきっかけにKOTRAは9日、オーストラリア国立博物館と業務協約を締結するなど、現地でK-消費財の広報・輸出拡大に積極的に乗り出す。

KOTRAのカン・ギョンソン社長は「経済安全保障時代において戦略的協力対象国としてのオーストラリアの価値はさらに高まっている」とし、「慶州で開かれた2025APEC首脳会議を機に従来の鉱物・防衛産業・インフラからクリーンエネルギー、消費財などへと経済協力分野が一層拡大されるよう最善を尽くす」と述べた。



出所 : KOTRA (2025.12.11.)