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投資誘致のためヨーロッパを訪問中のキム・テフム忠南道知事は24日(現地時間)、フランス・パリでキム・ソクピル天安市長権限代行らが出席した中、フランスの産業用ガス生産企業であるエア・リキードとベルギーの二次電池企業であるユミコアと投資了解覚書(MOU)を締結した。
両社は天安地域産業団地に6200万ドルを投資し、生産設備を拡大する予定だ。
産業および医療用特殊ガス生産企業であるエア・リキードは、1998年に天安に最初の工場を設立して以来、着実に施設を拡大してきた。
先端素材に対する専門性を基にグローバルサプライチェーンを保有しており、高純度希ガスを基盤に半導体・ディスプレイ・バッテリー・航空宇宙など中核産業のサプライチェーンを確保している。
ユミコアも1999年に天安に進出し、アジア最大規模の研究開発センターと3つの生産施設を運営している。
今回の投資を機に既存の生産設備をハイニッケル中心に転換し、環境配慮型高付加価値素材の生産能力を強化する計画だ。
キム知事は、今回の協約式で「1990年代から続く両社と忠清南道の緊密な協力関係は、企業の成長と地域経済発展をリードする原動力となった」とし、「忠清南道は両社とより深い信頼関係を築き、最高の協力パートナーになれるよう努力していきたい」と述べた。
両社の関係者も忠清南道での投資拡大を約束した。
ユミコアのマット・チェレバティ上級副社長は「天安市と忠清南道の真摯なサポートと努力が生産施設の増設の礎となった」と説明し、エア・リキードコリアのニコラ・プアリアン代表理事も「産業用希ガス設備製作施設などを中心に中長期的なプロジェクトを展開するために様々な努力を行っている」と強調した。
これに先立ち、キム知事は同日、エア・リキードのフランソワ・ジャコ最高経営責任者(CEO)と会い、世界経済状況を共有し、外資誘致拡大方策を議論した。
フランソワCEOは、韓国の全国経済人連合会(全経連)に相当するフランス最大の民間経済団体であるフランス産業連盟傘下の韓国・フランスビジネス委員会の委員長を務めている。
キム知事はこの席で忠清南道内の大雨被害について言及し、「難しい状況だが、約束を守るために来た」とし、「来年、韓国とフランス国交正常化140周年を記念してフランス企業と忠清南道が有意義な事業を議論しよう」と提案した。
フランソワCEOは「忠清南道のカーボンニュートラルのための努力についてよく知っている」とし、「エア・リキードは未来のために投資しており、水素など環境配慮型エネルギー政策に力を入れている」と述べた。
jkhan@yna.co.kr
原文記事
出所:聯合ニュース(2025.7.24)
**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。