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加盟する各国・地域の保健担当相や国際機関の関係者らが参加し、人口構造の変化や感染症への対応など保健分野の課題克服に向け協議する。
同会合が韓国で開催されるのは今回が初めて。
鄭銀敬(チョン・ウンギョン)保健福祉部長官が議長を務める。
APECに加盟する21カ国・地域の担当相や次官、世界保健機関(WHO)の西太平洋地域事務局(WPRO)、経済協力開発機構(OECD)、アジア開発銀行(ADB)などの国際機関の担当者や企業関係者など約480人が出席する。
会議のテーマは「革新、連結、繁栄:健康でスマートな高齢化対応社会の実現」。
参加者はデジタルヘルス、健康な老化、若者のメンタルヘルスの三つの議題について意見を交わす。
デジタルヘルス部門では保健医療現場で人工知能(AI)が使われる事例を共有し、規制や倫理指針など保健医療AIの責任ある導入のための意見を集める。
健康な老化部門では高齢者が居住している場所でずっと健康に生活することができる方策を、若者のメンタルヘルス部門ではAIとデジタル技術を活用して日常におけるメンタルヘルスケアサービスへのアプローチを強化する方策などを議論する。
16日には、子宮頸(けい)がん根絶に向けたロードマップが公開される。
同ロードマップには子宮頸がんを予防するHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの15歳以下女性の接種率を90%にすることなどが盛り込まれた。
鄭氏は「保健と経済の連携を通じてアジア太平洋地域の健康で持続可能な未来のための協力策を共に模索することができて喜ばしい」とし、「今後も域内の保健協力とグローバル連帯をけん引していく」と述べた。
yugiri@yna.co.kr
原文記事
出所:聯合ニュース(2025.9.15)