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韓国のハン・ヒョジュと日本の小栗旬が主演した米動画配信大手ネットフリックスの「匿名の恋人たち」はネットフリックス「TOP10」(13~19日)のテレビ非英語部門で6位、日本のテレビ部門では1位に立った。
オンラインコンテンツのランキングを集計するサイト「フリックスパトロール」でも、韓国と日本のほか台湾やブラジル、香港、シンガポールなどでトップ5に入った。
同作は潔癖症の御曹司(小栗旬)と視線恐怖症の天才ショコラティエ(ハン・ヒョジュ)が心を通わせていくラブロマンス。
監督は映画「君の膵臓をたべたい」の月川翔氏、脚本は韓国のキム・ジヒョン氏が手がけた。
日本ドラマへの韓国人俳優の出演やリメークといったレベルにとどまらず、両国の俳優、監督、制作陣が集結して作り上げた作品が世界の視聴者を魅了している。
ネットフリックスでは韓国男性グループ2PMのメンバーで俳優としても活躍するオク・テギョンと日本の磯村勇斗が主演した日本ドラマ「ソウルメイト」も、韓日の合作で制作している。
橋爪駿輝氏が脚本と監督を務め、韓国の制作会社スタジオドラゴンの子会社が制作を担当する。
韓国オリジナルドラマ「ロード」も韓日合作で制作中だ。ソン・ソックと永山瑛太がそれぞれ刑事役で出演する。
ネットフリックス以外でも、韓国の動画配信サービス「クーパンプレイ」では昨年、ドラマ「愛のあとにくるもの」が公開された。
韓日の小説家、コン・ジヨン氏と辻仁成氏による同名小説が原作で、両国の制作会社が制作した。
主演のイ・セヨンと坂口健太郎の好演や韓国のムン・ヒョンソン監督の繊細な演出が好評を得た。
米ディズニーの動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」で2022年に公開されたチョン・ヘイン主演のドラマ「コネクト」では、スタジオドラゴンが制作、三池崇史氏が監督、中村勝氏が脚本を手がけた。
韓日の合作が増えている背景について、両国の文化や情緒の類似性が挙げられている。
両国の視聴者を同時に取り込むため、合作が積極的に進められているとの見方がある。
動画配信サービスの関係者は「韓国と日本は隣国として多くの感情を共有し、共感できる」として、「そこに俳優や制作環境などの両国の強みを合わせることで、世界の視聴者の心をつかむ作品を作り出せる」と分析する。
スタジオドラゴンの関係者は「韓国コンテンツには世界的な波及力、日本コンテンツは現地ファンの高い忠誠度がある」として、合作により両国のファンのみならず世界の視聴者の裾野をさらに拡大できると期待した。
ikasumi@yna.co.kr
原文記事
出所:聯合ニュース(2025.10.28)










