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グリーンクロス、日本企業と薬剤耐性菌薬を共同開発
作成日
2011.01.24
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聯合ニュースによると、

医薬品メーカーのグリーンクロスが日本のバイオベンチャー・アリジェン製薬と共同で、既存薬が効きにくい薬剤耐性菌に効果のある新薬を開発する計画だ。

両社は21日、京畿道のグリーンクロス本社で、アリジェン製薬が開発した新規抗菌剤「WAP-8294A2」の韓国内臨床試験と独占製造販売に関する契約を締結した。

WAP-8294A2はことし上半期に、米国で第1床臨床試験が行われる予定。グリーンクロスは単独で第2と第3の臨床試験を実施することになる。

WAP-8294A2は、多くの抗生物質に耐性を持つ多剤耐性菌のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)とバンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌(VRSA)を治療できる候補物質。前臨床の結果、既存薬より約10~30倍強い効果があったと、グリーンクロスは説明している。効果が30分以内に表れるため、より速く効果的に薬剤耐性菌を除去できる見通しだという。また、既存薬は14日間投与しなければならないが、WAP-8294A2は約1週間の投与で済み、患者の負担も軽減できる。

記事原文

出所:聯合ニュース(2011.01.21)

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