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聯合ニュースによると、
LGディスプレーがことし、有機発光ダイオード(OLED)と京畿道・坡州の液晶パネル工場(P9)第8世代ラインの建設などに5兆ウォン(約36912億円)を投じる。
同社最高財務責任者(CFO)の丁豪栄(チョン・ホヨン)副社長が21日に明らかにした。昨年の同社投資額は約4兆9000億ウォンだった。
坡州ディスプレー団地内に建設を進めているP9第8世代工場には、2兆4000億ウォンを投じる。これを含め、次世代戦略ディスプレーのOLEDやスマートパネルなどで合わせ、5兆ウォンほどの投資を行う計画だ。
また、OLEDを使った薄型テレビ用パネルの本格的な量産時期を2013年下半期(7~12月)と予想し、これに備えた投資を着実に進めると述べた。
ただ、OLED事業は大型テレビ中心となり、モバイル用の中小型ではIPSパネルが原価や性能面でOLEDより優れているため、モバイル製品は絶対的にIPS中心で攻略すると強調した。
先ごろ中国政府の承認を受けた広州の液晶パネル工場建設に関しては、「1年や1年半以内に急ぎ量産体制を備えるとは考えていない」と述べた。中国の承認が予想以上に遅れ、その間に対策として着手したのが坡州のP9第7世代工場建設で、ひとまず坡州工場への投資が優先となると説明した。
主な顧客の米アップルが最近、日本や台湾などにベンダー(部品供給メーカー)を拡大しているが、これはアップル製品の販売が爆発的に増えたことによる自然な現象で、LGディスプレーとの戦略的パートナー関係にはまったく変わりはないと述べた。
出所:聯合ニュース(2011.01.21)