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韓国とドミニカ共和国、ワンセグ協力で覚書締結
作成日
2011.02.14
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聯合ニュースによると、

 

韓国のデジタルマルチメディア放送(T-DMB、日本のワンセグにあたる)がドミニカ共和国に進出する。

知識経済部は11日、ドミニカ共和国の情報通信庁とT-DMBサービス協力に関する了解覚書(MOU)を締結したと明らかにした。同部の崔重卿(チェ・ジュンギョン)長官は来韓中のドミニカ共和国の情報通信庁長と会談を行い、両国のIT産業全般について議論し、MOUに署名した。

MOUの主な内容は韓国側がドミニカ共和国のT-DMBサービスの定着に向け、専門家の教育や技術交流などを実施。ドミニカ共和国側は周波数の公開入札など、T-DMB事業の商用化で韓国と協力する。

これとともに、両国はT-DMB協力事業の具体的な実行策やデジタルテレビ、第4世代(4G)携帯通信技術「LTE」、無線インターネットサービスのワイブロなど両国のIT産業全般について協力し、通信産業協力委員会を設置する方針だ。

知識経済部関係者によると、T-DMB事業の協力のため、ドミニカ共和国現地の公館や大韓貿易投資振興公社(KOTRA)、韓国電子通信研究院(ETRI)など関係機関がドミニカ共和国側と約2年間にわたり協議を進めてきた。昨年6月の韓国と中米統合機構(SICA)との首脳会談で、李明博(イ・ミョンバク)大統領がドミニカ共和国のアルブルケルケ副大統領にT-DMB導入を提案したことで議論に弾みがつき、MOU締結につながったという。

同関係者はMOU締結でドミニカ共和国にT-DMB端末と関連装置の輸出が可能となったほか、同様の言語や文化を持つメキシコやパナマなど中南米諸国への輸出に向けた足がかりの役割を果たすことに期待を寄せた。

ドミニカ共和国では来月、T-DMB商用サービスの開始を記念するイベントを開催する予定だ。

記事原文

出所:聯合ニュース(2011.02.11)

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