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京畿道は17日、日本の化成品メーカー、淀川ヒューテックと400万ドル(約3億円)規模の投資了解覚書(MOU)を締結した。
これに伴い、淀川ヒューテックは、平沢玄谷産業団地に6600平方メートル規模のフラットディスプレー(FPD)製造工場を設立する計画だ。また、韓国では全量輸入に依存している自動車用のリチウムイオン電池の中核部品も生産する予定だ。
淀川ヒューテックは、電子・情報通信・化学部品・バイオ・建築機械・自動車などに使用される各種先端部品および素材を生産する日本の化成品メーカー。特にフラットディスプレー製造(TFT-LCDのガラス基板に偏光フィルムを付着する工程)分野は世界市場で70%以上のシェアを占めている。
今年6~7月に工場を着工、早ければ2012年上半期に稼動を開始する。主に、注文生産方式で韓国国内のフラットディスプレー製造業者のニーズに対応する。
また、新規事業として、今後1年以内に本社からフッ素樹脂技術を移転させ、自動車用のリチウムイオン電池の中核部品、ガスケットを生産する予定であり、これによる輸入代替効果が期待される。
京畿道は今回のMOU締結で、LCD偏光板(POL)工程および自動車用のリチウムイオン電池の中核部品の技術移転、2015年まで直接雇用50人、4080億ウォンの直接生産効果が見込まれると説明した。
出所:京畿道庁報道資料