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聯合ニュースによると、
2011世界陸上選手権大邱大会の開会式が27日、メーン競技場となる大邱スタジアムで開かれた。開会式には、大会に参加する202カ国・地域の選手団代表と大邱市民ら4万4000人が参加。花火も打ち上げられたスタジアムは華やかな雰囲気に包まれた。
開会式には、李明博(イ・ミョンバク)大統領や国際陸上競技連盟(IAAF)のラミン・ディアク会長、国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長らも出席した。
華やかなムードに包まれた開会式=27日、大邱(聯合ニュース)
会場ではまず、犬をモチーフにした大会マスコット「サルビ(SARBI)」がアトランタ五輪男子マラソン銀メダリストの李鳳柱(イ・ボンジュ)さんとともに登場。トラックを回り観客にあいさつすると、観客席ではウェーブが起こるなど盛り上がった。
参加国・地域の旗手が入場した後、大邱市の女子小学生、キム・イェウムさんの韓国国歌斉唱で開会式がスタート。チョ海寧(チョ・ヘニョン)大会組織委員長とディアクIAAF会長に続き、李大統領が開会を公式に宣言した。
李大統領は、今回の大会を「夢と情熱、挑戦の舞台」だとし、「不屈の精神で、勝負の瞬間のたびに自分に打ち勝って来た全員がチャンピオン」と選手たちを激励した。
約30分の公式行事の後は、1936年ベルリン五輪のマラソンで金メダルを獲得した孫基禎(ソン・ギジョン)選手をたたえる行事が行われた。
その後、ソプラノ歌手のスミ・ジョーがアリアを熱唱し、巨大な人工月がスタジアム浮かぶと雰囲気は最高潮に達した。歌手イン・スニとホ・ガクが大会の公式主題歌「Let’s Go Together」を歌いフィナーレを飾った。
大会は9月4日まで9日の日程で開催される。
出所:聯合ニュース(2011.08.27)