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聯合ニュースによると、
欧州の財政危機問題を受け、外国人投資家が安全資産として韓国の国債を買う動きが強まっている。
証券業界と国際金融センターによると、韓国の10年物国債利回りは7月末の4.20%から11月16日には3.79%と、41ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下落した。
同期間の下落幅は米国(79bp)、インドネシア(74bp)、オーストラリア(73bp)、ドイツ(72bp)、英国(70bp)、カナダ(69bp)、中国(47bp)などに続き、20カ国・地域(G20)で8番目となった。
米国債の長期信用格付けの引き下げや欧州の財政問題を背景に世界の株式市場が暴落した8月以降利回りが下がったのは、国債の安全性が評価され、需要が伸びたことを意味する。
政策金利の引き下げが影響したインドネシアとオーストラリアのほか、市場が完全に開放されていない中国を除くと、韓国の国債利回りの下落幅は事実上、5番目となる。
財政不安が高まっているイタリアの国債利回りは114bp急騰した。フランスは49bp、インドは44bp、トルコは23bp、ポーランドは3bp上昇している。
10年物国債を発行していないか、取引高の少ないサウジアラビア、アルゼンチン、ロシア、ブラジルは対象外とした。
出所:聯合ニュース(2011.11.21)