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サウジでの建設受注 昨年は韓国企業が1位
作成日
2012.03.08
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聯合ニュースによると、

昨年のサウジアラビア建設市場で、韓国企業が最も多い受注額を獲得したことが8日、分かった。

 韓国の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)と海外建設協会によると、サウジアラビアが昨年発注した720億ドル(約5兆8457億円)のうち、韓国企業は166億ドルを受注した。発注額全体の23%を占め、53%を受注したサウジアラビア企業を除くと最大規模となる。

 高い技術力が求められるプラント建設の競争力向上が後押しした。韓国企業のプラント受注額は2010年の92億ドルから2011年には146億ドルと、59%増加した。

 サムスン物産が21億ドル規模のガス複合発電火力発電所を受注するなど、サウジアラビアの国営企業が発注する石油・ガスプラント建設が増えたのも追い風となった。

 中東経済誌「MEED」によると、国営石油会社サウジアラムコは今後5年間、石油化学を中心に1250億ドルを投入。サウジアラビア電力公社は発電量を増やすため2020年までに1000億ドルを投資する予定だ。

 2カ所の発電所建設事業の発注手続きが今年3月までに終了するほか、韓国企業が入札に参加した石油化学プラント2カ所も近く、受注先が決定される。

 また、サウジアラビアの住宅50万戸建設に関連し、両国政府が韓国企業の参入に関する了解覚書(MOU)を今月にも締結する方針で、同国での受注機会はさらに拡大するとみられる。

原文記事

出所:聯合ニュース(2012.03.08)

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