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「太陽光分野で協力を」 韓国とEUが活路模索
作成日
2012.06.19
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聯合ニュースによると、

「韓国と欧州が協力すれば中国が支配する太陽光関連の世界市場で双方が活路を見いだすことができる」――。

 韓国と欧州の太陽光分野の専門家らは18日、ベルギー・ブリュッセルで開かれた「韓国・欧州連合(EU)太陽エナジーフォーラム」で共通の認識を深めた。会議に出席した双方の研究陣、企業関係者、政策当局者らは太陽光分野の国際的な研究開発(R&D)の動向や市場の状況などを分析し、協力策を模索した。

 従来の太陽光発電施設の70%は欧州にある。欧州議会のロースバッハ議員は、気候変動に対処し、先を行く環境・エネルギー連携政策のおかげで今後も欧州の太陽光分野の市場はさらに拡大する見通しだと説明した。

 EUは市場規模、多くの基幹技術、EU加盟27カ国の豊富な研究開発能力などが優れていると評価されているが、高い労働コストなど製造業の弱点、果敢な投資を進める企業や政策当局の指導力不足などが限界として指摘された。

 韓国太陽光産業協会のソ・ジェフン事務総長は、韓国の場合、太陽光分野のR&Dや産業投資が行われるようになってから日が浅く、基幹技術が不足している上、国内市場が非常に小さいことが短所だと述べた。

 ただ、TFT-LCD(薄膜トランジスタ液晶ディスプレー)や半導体分野の先進技術、生産と製造の豊富な経験は太陽光分野でも活用可能だとした。また、企業と当局の果敢で迅速な投資決定方式は財政難と景気低迷に苦しむ欧州と異なる点だと説明した。

 出席者らは、それぞれ長所と短所があるものの韓国とEUが協力する場合、相乗効果が最も大きいとの認識を共有した。R&Dの効率性が高まり、生産の革新を実現することで競争力が強化されるとみている。また、相互認証制度を実施することで浪費を減らす一方、コンソーシアムを構成し、アジアなど新興市場に共同進出する方策も提示された。

 知識経済部の金準東(キム・ジュンドン)エナジー・支援政策局長は「今回のフォーラムでは、双方の協力により相乗効果が最大になるとの認識を共有したことが最も大きな成果だ。今後、駐EU韓国大使館と協力し、専門家と企業が頻繁に会って実質的な協力へとつながるよう努力する」と述べた。

原文記事

出所:聯合ニュース(2012.06.19)

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