Invest KOREA

聯合ニュースによると、

外国人専用カジノの設立は容易になり、外国人医療観光を活性化
訪韓経験のある中国人観光客に1年の複数ビザを発給

民間によるリバースモーゲージも住宅年金と同じく、地方税の減免対象となる。

外国人の国内観光を活性化するために中国人の韓国入国が容易になり、入国の便宜も改善される。

政府は7日、企画財政部のパク・ジェワン長官の主催で第2次経済活力対策会議を行い、こうした内容の内需活力討論会の後続措置案を確定した。

政府は前回の会議で民間によるリバースモーゲージの利息を年金所得から控除することを決めており、今回の会議では民間によるリバースモーゲージに加入した住宅に対する財産税の減免を決定した。減免率は住宅年金と同じく25%。抵当権を設定する場合に課される国民住宅債権買入の義務は免除される。

中国人観光客に対するビザ行政の改善策も出された。

今月1日から、韓国や経済協力開発機構(OECD)加盟国を2回以上訪問した中国人観光客には有効期間が3年間の複数ビザを発給する。13日からは韓国やOECD加盟国を1回訪問すると、1年間有効な複数ビザを得ることができる。

医療観光誘致機関が招請した医療観光客に限り、医療観光ビザの発給機関を1～2日に短縮することも決まった。現在は通常3～6日がかかる。

活動が不自由な医療観光客は専用の出入国ブースで入国審査を受ける。

政府はREITｓ(不動産投資信託)などの取得税減免と登録免許税の重課税排除を延長する。REITｓの税制優遇は今年末に日没される予定だった。

レジャースポーツの活性化のためにサバイバルゲーム場を優先的に支援し、レジャースポーツ活性化に向けた法律を制定する。これを根拠に、銃砲類取締法における謀議銃砲に関する規定を改正する。

韓国国籍のクルーズ船に外国人専用カジノを設置できるよう、観光振興法施行令を来月に改正する。

経済自由区域内複合リゾートの事前審査制の導入に拍車をかけることも決まった。来月には経済自由区域法の施行令を改正し、必要な後続措置も推進する計画。

事前審査制は複合リゾートの本許可に先立って完工前に予備の許可を与える制度。予備の許可を受けると、事実上本許可を受けた効力がある。

外国人専用カジノを含め、ホテルやショッピングモールを備えた複合リゾートを巨額の投資で完工しても許可を受けられない状況が発生しかねないため、投資誘致に困難を抱えていた。

事前審査制が導入されると大規模の資金投資に対する不確実性が解消されるメリットがあるものの、無分別なカジノ設立が懸念されるという指摘もある。

下半期の経済政策運営方向に盛り込まれた設備投資ファンドには今月20日から資金を供給する予定。

政府は輸出金融と設備・建設に対する投資の促進に向けた金融支援がキチンと行われているかをについて、企画財政部第１次官の主催で2週ごとに点検を行う方針だ。

原文記事

出所：聯合ニュース(2012.08.06)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。