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聯合ニュースによると、
ドイツ・ベルリンで開催中の欧州最大の家電見本市「IFA」で、韓国ベンチャー企業の新技術が注目を集めている。
参加したベンチャー企業はセルオン、ジェニックス、ネオリフレクションなど36社。会場の韓国館にそれぞれ12平方メートルほどのブースを出展した。
セルオンは、机の上にレーザーで投影したキーボードをタイプすると、赤外線が指の動きを認識してスマートフォン(多機能携帯電話)などに文字を入力する「バーチャル・レーザー・キーボード」で来場者の目を引き付けた。昨年8月に世界に先駆け製品化に成功、複数の大手携帯電話メーカーがスマートフォンへの応用を検討しているという。
ジェニックスは、段ボールやガラスなどに小型の振動モジュールを取り付けるだけで物体がスピーカーに変わる「振動スピーカー」を、ネオリフレクションは人の指のわずかな動きを感知する「3D指マウス」を公開した。
また、ユージンロボットは人と自然な会話ができる家庭用教育ロボット「iRobi-Q」、フューチャーロボットはイベント案内や広報などさまざまな用途で利用できる多機能スマート・サービスロボット「FURO」、イルシムグローバルは世界初の窓ガラス清掃ロボットをそれぞれ展示した。
周囲には中国や香港メーカーのブースも多いが、斬新なアイディアと優れた先端技術を用いた韓国ベンチャー企業の製品に、来場者やバイヤーが特に高い関心を示しているという。
出所:聯合ニュース(2012.09.04)