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韓国政府、「高級人材」育成で産業の付加価値を引き上げ
作成日
2013.07.24
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産業部、「産業部門における創造経済化戦略」発表

韓国政府がエンジニアリングや海洋プラントなど高付加価値分野で活躍する高級人材の育成に積極的に取り組む。

新たに「高級頭脳専門企業」も指定され、技術開発や金融などで支援を受けられる。

産業通商資源部は24日の経済関係長官会議で、こうした内容が盛り込まれた「高級頭脳の力量強化を通じた産業高度化戦略」を発表した。

韓国経済は労働と資本の要素投入型大量生産システムにより短期間内に大幅成長を果たしたものの、今や限界に達したと評価される。

先進国の場合、国民総所得(GNI)2万ドルを達成して平均5年内に3万ドル入りを果たしたものの、韓国は2007年に2万ドル台入りを果たしてから7年間横ばい状態が続いている。

特に先進国は、付加価値の高いエンジニアリングやシステムオンチップ(SoC)などの分野で進出の高い壁に基づいて独寡占的な利益を享受している。

韓国の造船会社が世界海洋プラントの31%(2012年に219億ドル)を受注しているものの、設計能力の不足で付加価値の半分以上が海外に流出されている。

そのため、政府は高級人材の能力強化、スピルオーバー()効果を通じた全産業の高付加価値化、創造力を発揮できる環境構築などを柱とする産業部門の創造経済実現計画をまとめた。

まず、産業部はMA(買収合併)と海外の優秀人材の誘致を通じた短期グレードアップ戦略を推進する。

産業部は下半期に予定されている「海外M&A専門ファンド(1千億ウォン)の活性化に向け、M&Aの場合に投資損失の一部を補填する保険商品の導入を検討する。

海外から優秀な人材を誘致するKOTRAの「Contact Korea」事業を通じて2014年まで3,000人の海外高級人材DBを構築し、必要とする企業に提供する案も推進される。

海外の優秀なエンジニアリング設計センターを誘致するため、現在30%の現金支援上限を40%に拡大する案が検討される。

今年下半期にはロンドンとフランクフルト、ヒューストン、シリコンバレーなど5ヵ所の貿易館が「高級頭脳拠点貿易館」に指定され、国内の優秀な人材を先進企業及び研究所に派遣する活動を支援する。

産業部は人材育成事業を拡大し、エンジニアリング、海洋プラント、SoC、組込みソフトウェア(Embedded Software)の分野を中心に毎年約1,500人の高級人材を育成する計画。

2017年まで20ヵ所の設置を目指し、2014年から優秀な工科大学に「エンジニアリングデザイン研究センター(EDRC)」が新設される。「海洋プラント特性化大学」と「産業融合特性化大学院」もより拡大される。

高級頭脳専門企業の場合、技術革新能力や財務状況、成長可能性などを総合的に判断し、2017年まで300社の専門企業を指定する。

これらの企業は公共研究開発(R&D)事業に参入する場合に加点を与えられ、公企業が行う海外資源開発事業のプラント設計に参加できる。

産業部は企画・設計が弱い機会・装備、海洋プラント、石油化学などの分野に対し、エンジニアリングの能力強化を通じた産業構造の高度化戦略を展開する予定。

製造設計シミュレーションフラットフォームを構築するなど、中小製造企業の企画・設計能力の強化と核心設計技術の確保を通じて「韓国型海洋プラントモデル」を構築する。

また産業部は、自動車や航空産業における組込みソフト、SoCの能力強化を通じてスマート化を誘導し、伝統的な製造業及びエネルギー分野では情報技術(IT)をソフトウェアの融合を通じて競争力を引き上げる。

さらに、技術的に難しい課題を解決した研究者に対して事後褒賞を与える「先研究開発・後褒賞制度」を新設するなど、創造力を発揮できる環境作りに取り組む。

今年末まで企業単位の総合的な革新能力を評価する「技術革新力量」評価制度など「技術金融活性化方策」がまとめられ、産業部の事業化担当銀行を活用した低利貸付(年間3000億ウォン)及びR&D資金管理銀行の低利融資(年間2兆ウォン)も拡大される。

産業部の関係者は、「今回の産業高度化戦略に含まれた推進課題を円滑に遂行し、四半期別に履行状況と今後の計画などを点検する」とし、「『創意産業政策諮問団』を活用し、戦略を持続的に補完・発展させていきたい」と話した。

原文記事

出所:ニューシース(2013.07.24)

**本内容は上記のウェブ版に掲載されている記事を訳したものです。

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